岩倉きぼうクリニック

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一般皮膚科

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丸 アトピー性皮膚炎

皮膚科専門医だけでなく、日本アレルギー学会専門医として適切なアトピー性皮膚炎の治療を提供します。
「ステロイドの塗り薬を塗るしかないのでしょ」というイメージの方も多いのではないかと思いますが、アトピー性皮膚炎の治療も進歩しています。
最近ではステロイドの以外の塗り薬や、内服薬、注射薬もでてきており、大人だけでなく、小さなお子様にも投与が可能な安全なものも多くなっています。
適切な強さのステロイドを塗っているか、適切な塗り方でぬれているか、そこから治療を一緒に組み立てていきましょう。
アトピー性皮膚炎で悩まれている方のお力になれれば嬉しいです。
当院で提供可能な治療法
①ステロイド外用薬
②ステロイドではない外用薬 (タクロリムス軟膏、コレクチム軟膏、モイゼルト軟膏)
③内服薬(シクロスポリン、ステロイド内服薬)
④注射薬(デュピクセント(生後6か月~))

丸 じんましん

じんましんは多くの方にみられる病気ですが、突然激しく出ることもあり、驚かれる方が多いです。
原因や治療について解説します。
原因
ヒスタミンという化学伝達物質により、皮膚の血管が一時的に膨らむことで起こります。
体にミミズばれのような赤みがおき、まぶたや唇が腫れることもあります。
湿疹と違い、赤みがでたり引いたりの変化が激しいのが特徴です。
突発性
じんましんの中で最も頻度が高く、7割程を占めます。明らかな原因がなく、毎日くり返す場合は、この病気の可能性が高いです。ストレスや疲れが悪化因子となり、お子さんでは、風邪などのウイルス感染がきっかけとなることがあります。
刺激性
機械刺激や寒冷・温熱、日光などの刺激が原因のじんましんです。
コリン性
数mmの細かい赤みがでます。ピリピリ、チクチクした感覚を伴うのが特徴です。
アレルギー性
食物や薬などに対するアレルギー反応です。摂取後、1時間以内に症状がでることが多く、息苦しさや、腹痛を伴う場合は、アナフィラキシーといって、緊急の処置が必要となる場合があります。
治療法
花粉症などでも使用される、抗ヒスタミン薬というアレルギーを止めるのみ薬で治療を開始します。
じんましんの強さをみながら、抗ヒスタミン薬の量や種類を調整します。それでも、じんましんがコントロールできない場合は、ゾレア®という月に一度の注射薬を当院では使用できます。
アナフィラキシーの既往がある方には、エピペンの処方が可能です。

丸 円形脱毛症

円形脱毛症は、自己免疫疾患で、主に自己免疫の異常によって引き起こされる疾患です。自身の免疫系が誤って健康な毛包を異物と認識し攻撃します。これにより、毛包が炎症を起こし、髪の成長が阻害されます。
髪の毛がどんどん抜けてくると、ストレスが原因だと考え、思い詰めてしまう患者さんを何人もみてきましたが、自己免疫疾患であり、ストレスは関係ないので、どうか思い詰めないようにしてください。
分類
円形脱毛症のタイプは、単発型、多発型、蛇行型、全頭型、汎発型と5つのタイプに分類されます。
当院ではタイプに応じて治療法を選択するようにしています。
治療法
一般にステロイドなどの塗り薬から治療を開始することが多いです。それでも改善しない場合は光線治療(エキシマライト)や、局所免疫療法(SADBE)、ステロイドの注射を必要に応じて行います。
最近ではJAK阻害薬という高額な内服薬も保険適応での治療となっています。よい治療ですが、合併症のリスクもあるため、重症度に応じてメリットがあると考える患者様については、総合病院への紹介も行います。

丸 陥入爪・巻爪

嵌入爪とは
嵌入爪とは、爪が回りの皮膚に食い込み痛みを起こしている状態で、巻き爪でなく平たい爪でも起こります。この場合は、塗り薬、飲み薬でダメな場合は、当たっている爪の一部を楔上にきる処置が必要となり、保険診療での治療を行います。
巻き爪とは
一方、巻き爪とは、爪の形が湾曲し変形している状態そのものを指します。巻き爪の治療はワイヤー法など色々ありますが、いずれも保険適応外の治療となります。当院では、特許取得の巻き爪補正技術をもつ株式会社ペディグラスと提携を行っています。ペディグラスの巻き爪補正は、「痛みが少なく」、「見た目に美しい」技術です。
治療法
本部所属の認定トレーナに月に1度きていただき、治療を行っていただいています。
(認定トレーナーの方は医師や看護師ではありませんが、巻き爪治療において資格は必要ありません。フットケアを専門にもつ院長が、ペディグラスの巻き爪セミナーに参加し、技術力が高いと判断しお願いをしています。)
ご縁がつながり、皮膚科医と、巻き爪を専門とする株式会社ペディグラスが協力することで、嵌入爪・巻き爪で悩む方の治療にあたれればと考えています。
ぺてぃグラス
巻き爪料金
巻き爪料金

丸 多汗症

多汗症は、手、足、脇などに起きやすく、身体的な不快感や匂いの原因となるだけでなく、公共の場や、人前での不安感などによって日常生活に支障を受けることがあります。
脇や足のにおいが気になるという方も、ご相談ください。
局所多汗症の診断基準として、局所的に過剰な発汗が原因のないまま、6カ月以上認められ,以下の6症状のうち2項目以上あてはまる場合とされています。

1)最初に症状がでるのが 25 歳以下であること
2)対称性に発汗がみられること
3)睡眠中は発汗が止まっていること
4)1週間に1回以上多汗のエピソードがあること
5)家族歴がみられること
6)それらによって日常生活に支障をきたすこと
治療法
以前は治療が限られてましたが、最近では”日常生活に頻繁に支障がでる”重症な多汗症については保険適応で様々な薬剤がでてきています。
当院では手掌多汗症についてはアポハイドローション®、脇の多汗症についてはラピフォートワイプ®、エクロックゲル®を処方できます。

また自費治療になりますが、脇の多汗症についてはボツリヌス製剤による治療も当院では行っています。

丸 小児皮膚科

伝染性軟属腫(みずいぼ)
伝染性軟属腫ウイルスによって人から人へうつり、7歳以下の子どもに多いです。みずいぼ一つ一つはある程度の寿命で自然と治りますが、その前に回りの皮膚に広がっていってしまうことも珍しくありません。
治療法
治療は、ピンセットでむしり取る治療が一般的ですが、非常に痛みが強く、泣き叫ぶ子を押さえつけて行うことも多いです。当院では、少しでも痛みが少ない治療を提供できるように工夫しています。
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