青あざ Home >青あざ 院長から青あざでお悩みの方へ 当院では、お子様から大人の方まで、青あざに関する様々なお悩みに対し、治療を行っています。青あざの中でも、異所性蒙古斑などのうまれながらのあざは、0歳や1歳での治療が大切になります。 北名古屋市・小牧市・一宮市・江南市で青あざでお悩みの方は、お気軽に岩倉きぼうクリニックへご相談ください。 目次 1. 青あざ(蒙古斑・異所性蒙古斑・太田母斑)について ・青あざは消える? ・青あざの分類 ・青あざ治療の保険適応 ・青あざのQ&A2. 異所性蒙古斑とは ・蒙古斑について ・異所性蒙古斑の特徴と経過 ・異所性蒙古斑の治療 ・治療の流れ ・異所性蒙古斑のQ&A3. 太田母斑とは ・太田母斑の特徴と経過 ・太田母斑の治療 ・治療の流れ ・治療費用 ・治療のリスク 青あざ(蒙古斑・異所性蒙古斑・太田母斑)について 青あざが青く見えるのは、皮膚の深いところにメラニンという茶色い色素があるためです。メラニンの量が多いほど、青あざは濃く見えます。青あざには、蒙古斑、異所性蒙古斑、太田母斑、青色母斑など様々な種類があります。 青あざは消える? お尻や腰にできる通常の蒙古斑は、96~97%の人で10歳ごろまでに自然消退するといわれています。一方、お尻や腰以外にできる異所性蒙古斑は自然消退するものもありますが、色が濃いものの場合は成長しても残ってしまうことがあります。 青あざの分類 青あざの種類 特徴 蒙古斑(もうこはん) お尻や腰、背中にできる黄色人種特有の青あざ。多くは自然に消える。 異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん) 蒙古斑がお尻や腰以外の部位にできたもの。自然に消えにくい場合がある。 太田母斑(おおたぼはん) 顔面の片側にできる青~灰紫色のあざ。自然には消えない。 青色母斑(あおいろぼはん) 通常のほくろより青みが強く、やや盛り上がったあざ。自然には消えない。 外傷性色素刺青(がいしょうせいしせい) 怪我などにより皮膚の中に異物が残ったことでできる青あざ。 青あざ治療の保険適応 太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青は保険診療により、当院でのレーザー治療が可能です。 青色母斑については当院で、保険適応で手術により切除を行うことが多いです。レーザー治療は0歳からはじめた方が成績がよいです。悩んいるご両親がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。 青あざのQ&A Q. 蒙古斑はいつか自然に消えますか?あるいは大人になれば消えますか? 蒙古斑であれば96~97%の方が10歳ごろまでに自然と改善します。色が濃い異所性蒙古斑は成人まで残ることがあり、0歳と早い時期から、治療を開始することをおすすめします。 Q. 蒙古斑は何が原因でできるのでしょうか? 蒙古斑の原因は、まだ完全には解明されていません。胎児期にメラノサイトは通常、皮膚の深い部分(真皮)から浅い部分(表皮)に移動します。しかし、何らかの理由で真皮層にメラノサイトが残ってしまったことが原因と考えられています。 Q. 太田母斑のレーザー治療後はどのような感じになり、アフターフォローは何をしていただけますか? レーザー治療後、一時的にあざの色が濃くなりますが、数カ月で徐々に薄くなっていきます。治療後のケアや経過観察もしっかりと行いますのでご安心ください。 異所性蒙古斑とは 異所性蒙古斑は、通常お尻や腰に見られる蒙古斑が、それ以外の部位(腕、足、顔、肩、胸部など)にできたものです。 蒙古斑について 蒙古斑は、日本人の乳幼児のほぼ100%に見られる青あざです。黒人では80~90%、白人では5%にみられます。 胎児期には、皮膚の深い部分(真皮)にメラノサイト(メラニンを作る細胞)が存在しますが、成長とともに徐々に消失します。蒙古斑は、このメラノサイトが消失せずに皮膚に残ってしまうことで発生すると考えられています。 異所性蒙古斑の特徴と経過 通常の蒙古斑は、10歳頃までに自然に目立たなくなります。しかし、異所性蒙古斑は、通常の蒙古斑に比べて自然に消えにくい傾向があり、色が濃い場合は、大人になっても残ることがあります。 異所性蒙古斑の治療 異所性蒙古斑で、色が濃く自然に消えにくいと判断される場合は、レーザー治療がオススメです。当院では、Qスイッチルビーレーザーを用いて治療を行います。このレーザーは、メラニン色素に選択的に吸収され、周囲の正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えながら、効率的に色素を破壊します。 保険適用について Qスイッチルビーレーザーは保険適用となります。 治療の流れ step1 診察・診断 医師が診察し、あざの状態や種類を診断します。 step2 同意書作成 レーザー治療の内容、効果、リスクについてご説明し、同意書を作成します。 step3 麻酔 麻酔テープまたは麻酔のクリームを使用します。 step4 レーザー照射 患部にレーザーを照射します。照射時間は範囲によりますが、数分から十数分程度です。 step5 経過観察 照射後1、2週間でレーザー照射部を診察します。 step6 再照射 通常3ヶ月以上の間隔をあけて、複数回のレーザー照射を行います。治療回数は、あざの状態によって異なります。 異所性蒙古斑のQ&A Q. 保険は効きますか? はい、異所性蒙古斑のレーザー治療は保険適用となります。 Q. 治療は痛いですか? レーザー照射時に輪ゴムで弾かれるような痛みがありますが、麻酔のテープを使用しますので、安心してください。 Q. 1回の治療にどれくらい時間がかかりますか? レーザー照射自体は数分から十数分です。 Q. 何回くらい治療したら良くなりますか? 3~5回ほどの治療で目立たなくなることが多いです。 Q. 治療後のダウンタイムは? かさぶたができますが、1週間ほどで自然にポロポロと剥がれてきます。 Q. レーザー治療のリスクは? 色素沈着や色素脱失(白抜け)色むらが起こることがあります。 太田母斑とは 太田母斑は、蒙古斑と同じく真皮メラノーシスの一種で、顔面の片側(まれに両側)にできる青~灰紫色のあざです。生後半年頃、または思春期以降に発症することが多く、薄い褐色の色素斑が混在することもあります。 太田母斑の特徴と経過 太田母斑は自然に消えることはありません。放置すると徐々に濃くなることもあります。整容的な観点から治療を希望される方が多くいらっしゃいます。 太田母斑の治療 太田母斑の治療には、Qスイッチレーザーが有効です。皮膚の深い部分にあるメラノサイトに働きかけ、徐々に色素を破壊します。複数回の治療が必要です。 保険適用について Qスイッチルビーレーザーは保険適用となります。 治療の流れ step1 診察・診断 医師が診察し、あざの状態や種類を診断します。 step2 同意書作成 レーザー治療の内容、効果、リスクについてご説明し、同意書を作成します。 step3 麻酔 麻酔テープまたは麻酔のクリームを使用します。 step4 レーザー照射 患部にレーザーを照射します。照射時間は範囲によりますが、数分から十数分程度です。 step5 経過観察 照射後1、2週間でレーザー照射部を診察します。 step6 再照射 通常3ヶ月以上の間隔をあけて、複数回のレーザー照射を行います。治療回数は、あざの状態によって異なります。 治療費用 保険適用での料金の目安は、一部位につき3割負担で約7,070円~12,990円です(面積によります)。お子様の場合は、自治体によって医療費助成制度が利用できる場合があります。 治療のリスク 色素沈着や色素脱失(白抜け)色むらが起こることがあります。 SUPERVISOR 監修者情報 岩倉きぼうクリニック院長 松原 章宏 詳しく見る 0587-96-9349 愛知県岩倉市大地新町1丁目76 ドラッグユタカ岩倉店様すぐ横。 アピタパワー岩倉店様の近くです。 アクセスページはこちら 北名古屋市にお住まいの方はこちら