岩倉きぼうクリニック

イソトレチノイン

院長からイソトレチノイン治療をご希望される方へ

何を試しても繰り返しできてしまう、重症のニキビ。鏡を見るたびに気分が落ち込み、もう諦めかけている方もいるかもしれません。そんな難治性ニキビ治療の「最後の砦」として注目されるのが、内服薬「イソトレチノイン」です。
海外の研究では、重症ニキビ患者の100%で症状がほぼ消失し、治療終了から3年後も約9割が再発しなかったという驚異的なデータも報告されています。しかし、その高い効果の裏には、治療を始める前に必ず知っておくべき副作用のリスクも存在します。

イソトレチノインは、ビタミンA誘導体の一種です。ビタミンA誘導体は、皮膚科の保険診療領域でも使用されており、掌蹠角化症などで使われるチガソンや、皮膚リンパ腫で使用されるタルグレチンがあります。特にタルグレチンは抗がん剤の一種で、ニキビ治療で使うイソトレチノインよりも副作用が多い薬剤ですが、私は大学病院時代にタルグレチンを多く扱う機会に恵まれ、副作用の対応にも慣れています。
イソトレチノインは副作用のリスクがある薬剤で、採血が必須です。

また催奇形性があるので、避妊を必ず行っていただく必要がある薬剤です。
避妊をお約束できない方は、イソトレチノイン治療を行えません。
しかし、重症なニキビや、難治性の酒さ・鼻瘤、脂腺増殖症や過剰な皮脂分泌の抑制にも効果的です。
従来の治療法ではなかなか改善しない重症ニキビでお悩みではありませんか?
当院では、北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市にお住まいの方々へ、難治性ニキビや酒さの改善を目指すイソトレチノイン治療を提供しています。


イソトレチノインの商品写真です

イソトレチノインとは?ニキビ治療の最終兵器

イソトレチノインは、ビタミンA誘導体の一種で、海外では重症ニキビ治療の第一選択薬として広く用いられています。
ニキビの原因となる皮脂の過剰な分泌を強力に抑え、アクネ菌の増殖を抑制する作用があります。
さらに、毛穴の詰まりを防ぎ、肌の炎症を鎮める効果も期待できるため、繰り返すニキビの悪循環を根本から断ち切ることが
可能です。

こんなお悩みはありませんか?
イソトレチノインが効果的な症状
重症・難治性ニキビ:他の治療法で改善が見られなかった、炎症の強いニキ
酒さ(赤ら顔):顔の赤みや、ブツブツとした吹き出物
皮脂の過剰分泌:Tゾーンのテカリや、毛穴の開きが気になる
・ 広範囲のニキビ:顔だけでなく、背中、胸、お尻など全身に広がるニキビ

イソトレチノイン治療の適応となる重症なニキビ

難治性・重症ニキビに対する効果と作用の仕組み

イソトレチノインは、ニキビの原因となる要素に多角的にアプローチすることで、特に治療が難しい重症のニキビを「寛解(かんかい)」、つまり症状がほとんどない状態に導きます。

その効果は多くの臨床研究で示されています。例えば、2012年の米国の研究では、重症ニキビの患者さまにイソトレチノインを5〜6ヶ月間投与したところ、100%の方でニキビがほぼ消失したと報告されました。さらに、治療終了から3年後も、87.5%の方が再発なく過ごせていたという結果も出ています。

イソトレチノインがこれほど高い効果を発揮するのは、以下の3つの強力な作用が複合的に働くためです。

  • 皮脂分泌の強力な抑制 ニキビの主な原因は、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まることです。イソトレチノインは、皮脂を作り出す「皮脂腺」という組織そのものを縮小させ、皮脂の分泌量を根本から強力に抑制します。これにより、新しいニキビができにくい肌環境へと導きます。
  • 皮膚の角化(かくか)を正常化 毛穴の出口の皮膚が厚くなり、毛穴を塞いでしまう「角化異常」もニキビの大きな原因です。イソトレチノインは、この角化のプロセスを正常な状態に戻し、毛穴が詰まるのを防ぎます。
  • 抗炎症作用とアクネ菌の抑制 ニキビの赤みや腫れを引き起こす炎症を鎮める作用があります。また、皮脂腺を縮小させて皮脂の分泌を抑えることで、皮脂を栄養源とするアクネ菌が増殖しにくい環境を作り出します。

これらの作用が同時に働くことで、他の治療では改善が難しかったニキビに対しても、根本からの改善が期待できるのです。

治療の対象となるニキビの種類と治療期間の目安

イソトレチノインは非常に効果的な薬ですが、全てのニキビ治療の第一選択となるわけではありません。主に、以下のような保険診療の標準的な治療では改善が難しい、重症・難治性のニキビに対して処方が検討されます。

【イソトレチノイン治療の主な対象】

  • 嚢腫性(のうしゅせい)ざ瘡 皮膚の深い部分に膿(うみ)が溜まった袋状のしこりができる、最も重症なニキビの一種です。
  • 集簇性(しゅうぞくせい)ざ瘡 複数のニキビが癒合するように密集し、炎症が広範囲に及んでいる状態です。
  • 瘢痕(はんこん)化しやすいニキビ 炎症が強く、治療後もクレーターのような凹みやケロイド状の盛り上がりが残りやすいタイプのニキビです。ニキビは瘢痕を残す可能性があり、精神的な後遺症を防ぐためにも早期の介入が望まれます。
  • 既存治療で効果不十分なニキビ 抗生物質の内服や外用薬による治療を長期間行っても、十分な改善が見られない場合も対象となります。
脂腺増殖症のイソトレチノインによる治療例
脂腺増殖症のイソトレチノインによる治療例 after

多発する脂腺増殖症
内服薬:イソトレチノイン20mg 
治療期間:1か月間

特に注意したいイソトレチノインの主な副作用5つ

イソトレチノインは、重症ニキビに対して高い効果が期待できる治療薬です。しかし、その強力な作用には、いくつかの注意すべき副作用が伴います。

治療を安全かつ効果的に進めるためには、これらの副作用を事前に深く理解し、適切な対策を講じることが不可欠です。ここでは、皮膚科専門医の立場から、特に注意が必要な5つの副作用とその対策について詳しく解説します。

イソトレチノインの副作用

皮膚や粘膜の乾燥(唇の荒れ・ドライアイ)と治療初期のニキビ悪化

イソトレチノインの副作用として、最も高頻度に見られるのが乾燥症状です。これは、イソトレチノインの主作用である「皮脂腺の縮小と皮脂分泌の強力な抑制」が、皮膚や粘膜の潤いまで減少させてしまうために起こります。

ある研究では、低用量の服用でも98%の方に唇の乾燥や荒れ(口唇炎)がみられたと報告されており、ほぼすべての方に起こる症状と考えてよいでしょう。

【主な乾燥症状の具体例】

  • 唇の乾燥・荒れ(口唇炎) カサつき、ひび割れ、皮むけなどが起こります。ワセリンなどの保湿剤をこまめに塗ることが重要です。
  • 皮膚の乾燥 顔だけでなく、腕や脚など全身の皮膚が乾燥し、かゆみや粉ふきが生じやすくなります。
  • 鼻の粘膜の乾燥 鼻の中が乾き、刺激に弱くなるため、鼻血が出やすくなることがあります。
  • 目の乾燥(ドライアイ) 涙の分泌量が減ることで、目が乾いたり、ゴロゴロしたりする不快感が出ます。コンタクトレンズの装用が難しくなる方もいます。

また、治療を開始して2〜4週間ほどの期間に、一時的にニキビが悪化することがあります。これは「好転反応」と呼ばれ、薬が効き始めている過程で、毛穴に潜んでいた皮脂や角質が排出されるために起こる現象です。

多くの場合、治療を継続することで症状は自然に落ち着いていきます。ご不安に感じるとは思いますが、自己判断で服用を中断せず、必ず医師にご相談ください。

胎児への影響(催奇形性)と男女ともに必須となる避妊期間

イソトレチノインの副作用の中で、最も厳重に注意しなければならないのが「催奇形性(さいきけいせい)」です。

催奇形性とは、妊娠中の方が服用した場合に、お腹の赤ちゃんに先天的な異常を引き起こす高いリスクがあることを指します。イソトレチノインの服用中に妊娠すると、流産のリスクが高まるほか、心臓、脳、耳、顔面などに重い障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性が極めて高くなります。ある報告では、その確率は20〜35%にも上るとされています。

この重大なリスクを避けるため、イソトレチノイン治療中は、男女ともに厳格な避妊が絶対的な条件となります。

【必ず守るべき避妊のルール】

  • 女性の場合 服用を開始する1ヶ月前から服用中、そして服用を終了した後も最低2ヶ月間は、避妊を行わなければなりません。

また、ご自身の薬を家族や友人に譲渡することは絶対にやめてください。

肝機能障害・脂質異常症と定期的な血液検査の重要性

イソトレチノインはビタミンAの一種であり、体内で分解される際に肝臓で代謝されます。そのため、服用中は肝臓に負担がかかり、肝機能の数値(AST、ALTなど)が上昇することがあります。

また、血液中の中性脂肪(トリグリセリド)やコレステロールの値が高くなる脂質異常症を引き起こすことも報告されています。海外の高用量での治療報告では、約22%の方に肝機能の数値上昇、約19%の方に中性脂肪の異常高値がみられたとされています。

これらの副作用の多くは、自覚症状がないまま静かに進行します。気づかないうちに体に負担をかけてしまうことを防ぐため、治療中は定期的な血液検査が不可欠です。

【血液検査の目的とタイミング】

  • 検査のタイミング 通常、治療開始前と、治療開始から1ヶ月後、その後は2〜3ヶ月ごとに血液検査を実施します。
  • 検査の目的 肝機能や血中脂質の数値を定期的にモニタリングし、異常がないかを客観的なデータで確認します。

もし数値に異常がみられた場合は、薬の量を調整したり、食事指導を行ったり、場合によっては治療の中止を検討することもあります。安全に治療を継続するために、医師の指示に必ず従い、血液検査を受けるようにしてください。

精神症状(気分の落ち込みやうつ)があらわれた場合の対処法

海外では、イソトレチノインの服用と気分の落ち込み、うつ症状、自殺したいという気持ち(自殺念慮)との関連性が報告されたことがありますが、現在までのところ、明確な因果関係は証明されていません。発生頻度も1,000人から10,000人に1人程度と、まれな副作用とされています。

しかし、重症のニキビ自体が患者さまの心に大きな負担をかけ、精神的な後遺症につながることもあります。治療によってニキビが改善する過程で、心の状態が変化する可能性も考慮しておく必要があります。

もし、治療中に以下のような心の変化を感じた場合は、決して一人で抱え込まず、すぐに処方した医師に相談してください。

【心の変化のセルフチェックリスト】

  • 理由もなく悲しい気持ちが続く
  • これまで楽しめていたことに興味や喜びを感じられない
  • やる気が出ない、物事に集中できない
  • ささいなことでイライラしやすくなった
  • 食欲がない、または食べ過ぎてしまう
  • 眠れない、または寝過ぎてしまう
  • 死について考えることがある

ご家族や周りの方も、患者さまの様子に変化がないか、普段から気にかけてあげることが大切です。

その他の副作用(頭痛・脱毛・光線過敏症など)

これまで解説した副作用のほかにも、頻度は高くありませんが、いくつか知っておくべき症状があります。

  • 頭痛 まれに、薬の影響で脳の圧力(頭蓋内圧)が上がり、頭痛や吐き気、かすみ目などの症状が出ることがあります。特に、テトラサイクリン系の抗生物質(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)と併用するとリスクが著しく高まるため、これらの薬との併用は**禁忌(絶対に併用してはいけない)**とされています。
  • 脱毛 一時的に髪の毛が細くなったり、抜けやすくなったりすることがあります。ほとんどの場合、症状は軽度であり、治療が終了すれば元の状態に回復します。
  • 光線過敏症 服用中は皮膚が紫外線に対して敏感になり、日焼けしやすくなったり、日光皮膚炎を起こしやすくなったりします。季節を問わず、日焼け止めや帽子、日傘などを活用し、紫外線対策を徹底してください。
  • 筋肉痛・関節痛 特に日常的に運動をする方に、筋肉や関節の痛みが出ることがあります。

これらの症状が出た場合も、自己判断で服用を中止せず、まずは医師に相談することが重要です。

当院では、皮膚科専門医が副作用の状態を丁寧に診察し、保湿剤の処方や薬の量の調整など、患者さま一人ひとりの状態に合わせたきめ細やかな対応を心がけております。岩倉市はもちろん、小牧市、一宮市、江南市など近隣にお住まいの方で、治療に関するご不安な点がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

料金

30日分
イソトレチノイン20mg
¥19,800

イソトレチノインは保険適用外の自由診療となります。体重によって費用は異なります。
体重50kgの方は120mgで治療を行うことが多いです。
診察料や血液検査費用が別途必要となります。

治療の流れ

step1

専門医によるカウンセリング・診察・肌の状態を確認し、イソトレチノイン治療が適応かどうかを判断

step2

血液検査:治療開始前と治療中に血液検査で副作用がないか確認します

step3

内服開始:低用量から開始し、症状をみながら適宜調整します

step4

定期的な診察で、安心して治療を進められるようサポートします

副作用を乗り切るための対策と治療中の注意点4つ

イソトレチノインは重症ニキビに高い効果を発揮する一方、副作用への理解と対策が治療成功の鍵を握ります。治療は、ただ薬を飲むだけでなく、医師と患者さまが二人三脚でゴールを目指す長い道のりです。安全に治療を終え、ニキビのない健やかな肌を手に入れるために、これからお話しする4つの重要な注意点を守るようにしてください。

イソトレチノイン内服中の注意点

日常でできる乾燥対策(保湿剤の選び方・スキンケア方法)

イソトレチノインの副作用で最も頻度が高いのが、皮膚や粘膜の乾燥です。皮脂の分泌を強力に抑えるという主作用が、肌の潤いを保つバリア機能まで低下させてしまうために起こります。

ある研究では、低用量の服用でも98%の方に唇の乾燥や荒れ(口唇炎)が見られたと報告されており、ほぼすべての方に起こる症状と言えます。しかし、適切なセルフケアで不快な症状は大幅に和らげることが可能です。

【スキンケアの基本】

  • 優しく洗う  洗浄力の強い洗顔料は避け、低刺激性のものを使いましょう。たっぷりと泡立て、肌をこすらず泡で汚れを包み込むように優しく洗顔してください。熱いお湯は皮脂を奪いすぎるため、ぬるま湯ですすぐのがポイントです。
  • すぐに保湿する  洗顔後や入浴後は、肌が最も乾燥しやすいタイミングです。タオルで優しく水分を押さえたら、間髪入れずに保湿剤を塗りましょう。
  • 高保湿成分を選ぶ  肌の水分を保つ「セラミド」や「ヒアルロン酸」などが配合された、敏感肌向けの保湿剤がおすすめです。

特に乾燥が強く出やすい部位ごとの対策も、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

部位 主な症状 対策のポイント
顔・身体

飲酒や他の薬・サプリメントとの飲み合わせについて

イソトレチノインは肝臓で代謝される薬です。そのため、同じく肝臓で分解されるアルコールを摂取すると、肝臓に大きな負担がかかり、肝機能障害のリスクを著しく高めてしまいます。

安全に治療を続けるため、飲酒は控えるのがオススメです。

また、他の薬や健康食品、サプリメントとの飲み合わせにも細心の注意が必要です。中には、併用することで重篤な副作用を引き起こす組み合わせがあります。

【特に注意が必要な薬・サプリメント】

  • テトラサイクリン系抗生物質(絶対禁止)  ニキビ治療で使われるミノサイクリン(ミノマイシン®)やビブラマイシン®などです。併用すると、脳圧が上昇し、激しい頭痛や吐き気を引き起こす「頭蓋内圧亢進」という重い副作用のリスクがあるため、併用は絶対的な禁忌です。
  • ビタミンA製剤・サプリメント  イソトレチノイン自体がビタミンAの一種です。併用するとビタミンAの過剰摂取となり、頭痛や皮膚症状などの副作用が強く出ることがあります。ご自身で判断が難しいマルチビタミンなども、服用前に必ず成分を確認してください。
  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)  ハーブの一種で、気分の落ち込みなどに良いとされていますが、薬の作用に影響を与える可能性があります。

紫外線対策と服用中に避けるべき美容医療(レーザー脱毛など)

イソトレチノインの服用中は、皮膚が通常よりもデリケートな状態になります。特に、紫外線に対する感受性が高まる「光線過敏症」という副作用もあり、注意が必要です。

普段なら何でもないような日光でも、日焼けやシミ、炎症後の色素沈着といった肌トラブルにつながるリスクが高まります。季節や天候に関わらず、徹底した紫外線対策を毎日の習慣にしましょう。

【日常で心がけたい紫外線対策】

  • 日焼け止めの習慣化  外出時だけでなく、室内でも窓から紫外線は入ってきます。毎日、朝のスキンケアの最後に日焼け止めを塗ることを習慣にしましょう。SPF30・PA++以上を目安に、肌への負担が少ない製品がおすすめです。
  • こまめな塗り直し  汗や摩擦で日焼け止めは落ちてしまいます。2〜3時間おきに塗り直すのが理想です。
  • 物理的な遮光  帽子、日傘、サングラス、UVカット機能のある長袖の衣服などを活用し、直接日光が肌に当たるのを防ぎましょう。

また、服用中は皮膚の修復機能(創傷治癒)が一時的に低下し、傷が治りにくくなることがあります。そのため、肌に意図的に刺激や微細な傷をつける美容医療は、予期せぬ瘢痕(きずあと)や色素沈着のリスクを高めるため、従来は禁止とされてきました。しかし、近年の複数の研究では、適切な管理下で、イソトレチノインを内服していても、レーザー治療などの美容医療を安全に行える可能性が報告されています。

【注意すべき美容医療の例】

  • レーザー治療(脱毛、シミ取り、フラクショナルレーザーなど)
  • 光治療(IPL)
  • ダーマペン、マイクロニードル
  • ケミカルピーリング
  • ワックス脱毛

施術可能かは主治医の先生に相談しましょう。

医師の指導が不可欠な理由と個人輸入の危険性

イソトレチノインは、その高い効果と副作用のリスクから、皮膚科専門医による厳格な管理のもとで使用されるべき薬です。医師の指導が不可欠なのは、安全を確保し、治療効果を最大限に引き出すためです。

【皮膚科専門医の重要な役割】

  • 適切な用量設定  患者さまの体重やニキビの重症度、副作用の出方を見ながら、最適な薬の量を判断・調整します。
  • 副作用のモニタリング  定期的な血液検査を行い、肝機能や血中脂質(中性脂肪など)の数値に異常がないか、客観的なデータで監視します。
  • 副作用への迅速な対応  乾燥などの副作用に対して保湿剤を処方したり、検査結果に応じて減量や休薬を判断したりと、専門的な知識に基づいて対応します。

近年、インターネットを通じて海外から医薬品を安価に個人輸入するケースが見られますが、イソトレチノインの個人輸入は極めて危険です。

【個人輸入に潜む重大なリスク】

  • 偽造薬・粗悪品のリスク  有効成分が含まれていない、あるいは不純物や有害物質が混入している可能性があります。見た目では全く判別できません。
  • 深刻な健康被害のリスク  医師の診察なしに服用すれば、重篤な副作用が起きても誰にも相談できず、対処が遅れてしまいます。万が一健康被害が生じても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となり、何の補償も受けられません。
  • 法的な問題  医師の処方箋なく医薬品を入手・使用することは、法に触れる可能性があります。

重症ニキビを安全かつ効果的に治療するためには、必ず医療機関を受診し、皮膚科専門医の管理のもとで正しく治療を受けることが絶対条件です。

当院では、患者さま一人ひとりの肌の状態や生活背景を丁寧に伺い、安全を第一に考えた治療計画をご提案します。岩倉市はもちろん、北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市など近隣にお住まいで、長年ニキビにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

イソトレチノイン治療に関するQ&A

Q. イソトレチノインはどのようなニキビに効果がありますか?治療は痛いですか?

他の治療法で改善が見られなかった重症ニキビや難治性ニキビ、炎症の強いニキビに効果的です 。また、顔だけでなく背中や胸、お尻など全身に広がるニキビにも効果が期待できます 。

Q. イソトレチノイン治療にはどのような副作用がありますか?

最もよく見られる副作用は、唇や顔、目の乾燥です 。その他、稀に肝機能やコレステロール値の上昇、うつ、頭痛、筋肉痛、光線過敏症などが報告されています 。

Q. 治療中の注意点はありますか?

イソトレチノインは催奇形性があるため、服用中と服用終了後最低2ヶ月間は男女ともに厳重な避妊が必要です 。また、服用中は献血ができません 。

Q. 費用はどれくらいかかりますか?

イソトレチノイン治療は保険適用外の自由診療です 。費用は体重によって異なり、例えば体重50kgの方の場合、120mg1ヶ月あたり19,800円が目安となります 。その他、診察料や血液検査費用が別途必要になります 。

Q. 何歳から行えますか

当院では原則18歳から治療治療を行っています。

北名古屋市・小牧市・一宮市・江南市エリアからのアクセス
当院は、北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市からもアクセスしやすい立地にございます
広範囲の患者様にご来院いただいておりますので、アクセス方法についてご不明な点が
ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
難治性のニキビや酒さでお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
イソトレチノイン治療で、長年の肌トラブルから解放され、自信あふれる肌を取り戻しましょう。

参考文献

  • Østergaard CES, Bertelsen T, Lomholt H, Kofoed K and Gyldenløve M. “[Acne].” Ugeskrift for laeger 187, no. 14 (2025).

追加情報

ニキビ 【要約】

  • ニキビは、主に顔、首、胸、背中などに多様な発疹を特徴とする一般的な炎症性皮膚疾患であり、若年成人によくみられる。
  • 治療は重症度によって異なる。軽症例は局所療法で対処できるが、中等症から重症例には、抗生物質、イソトレチノイン、ホルモン剤などの全身療法が必要となる場合がある。
  • ニキビは瘢痕を残す可能性があり、特定の種類のニキビは専門的な皮膚科治療の恩恵を受ける。
  • 治療に反応しない中等症ニキビや重症例は、瘢痕化や精神的後遺症を防ぐために皮膚科医への紹介を検討すべきである。 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40171904

[quote_source]: Østergaard CES, Bertelsen T, Lomholt H, Kofoed K and Gyldenløve M. “[Acne].” Ugeskrift for laeger 187, no. 14 (2025): .

ご来院頂いている主なエリア

愛知県・北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市、名古屋市、清須市、
豊山町、岩倉市、春日井市、稲沢市、犬山市、大口町、扶桑町

岐阜県・岐阜市、各務ヶ原市、可児市、美濃加茂市

愛知県・北名古屋市、小牧市、一宮市、
江南市、名古屋市、清須市、
豊山町、
岩倉市、春日井市、稲沢市、犬山市、
大口町、扶桑町

岐阜県・岐阜市、各務ヶ原市、可児市、
美濃加茂市

SUPERVISOR
監修者情報
岩倉きぼうクリニック院長
松原 章宏

経歴
2014年 名古屋市立大学医学部卒業
2016年 名古屋市立大学病院、江南厚生病院、知多厚生病院皮膚科に勤務
2022年 名古屋市立大学病院 皮膚科 医局長・助教
2023年 咲くらクリニック、大手美容皮膚科、ニキビ治療専門クリニック勤務
2024年 岩倉きぼうクリニック院長

専門医・認定医
日本皮膚科学会専門医
日本アレルギー学会専門医
がん治療認定医

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