陥入爪・巻き爪
陥入爪と巻き爪の違い?
陥入爪(かんにゅうそう)とは
足の爪が食い込んで痛い…陥入爪
陥入爪(かんにゅうそう)は、爪の端が皮膚に食い込み、痛みや炎症を起こす状態を指します。
巻き爪ではない平たい爪でも起こることがあり、放置すると化膿してさらに足の爪が痛くなる可能性があります。
つまり爪が変形していても、変形していなくても、爪が皮膚と当たって炎症を起こしている状態を陥入爪とよびます。
この炎症を起こしている状態の治療は保険適応となります。
巻き爪(まきづめ)とは
一方、巻き爪(まきづめ)とは、爪の形が湾曲し変形している状態そのものを指します。
巻き爪の治療は、爪の変形を治す治療となり、残念ですが、保険での治療が認められていません。
ワイヤー法という治療が広く行われていますが、こちらも保険適応外の治療で自費治療となります。
当院ではペティグラスという新しい治療を採用しています。
それぞれの治療法について
陥入爪の治療(保険適応)
爪が皮膚と当たって炎症を起こしてる場合ですので、保険適応となります。
①塗り薬や、抗生剤の飲み薬で、痛みが少ない治療から治療を開始することが多いです。
②上記の治療でうまくいかない場合は、爪母温存爪甲側縁楔状切除術などの外科的治療を行っています。
爪母温存爪甲側縁楔状切除術:注射による麻酔を行い、皮膚に刺さっている爪の側縁を必要最小限に楔状に切除します。爪母が温存されるため、爪が曲がって生えてしまうなどの合併症のリスクが抑えられます。即効性があり、痛みがすぐにおさまるのがいいですが、麻酔の注射の痛みはあります。
巻き爪の治療(自費治療)
巻き爪(まきづめ)は、爪の変形のことを差すので、爪の形を治す治療は保険適応外(自費治療)となります。
巻き爪の治療は、ワイヤー法という自費治療が全国的に広く行われています。この方法は数分で終わるのが、メリットですが、
・”爪が割れやすい”
・”ワイヤーの端が皮膚に当たって痛い”
・”見た目がきれいでない”
などのデメリットも抱えています。
これらの課題を解決すべく当院では、特許を取得した最新の巻き爪補正技術「ペディグラス」を導入しています。
この技術は、爪にプレートを装着するだけなので痛みがほとんどなく、見た目も美しく自然な仕上がりになるのが特徴です。
当フットケアを専門とする院長が、その技術力の高さを認め、提携に至りました。
ペティグラスと提携している皮膚科クリニックは、全国的にも非常に珍しいです。
特許取得の巻き爪補正技術「ペティグラス」
本部所属の認定トレーナに大阪から月に1度(2日間)きていただき、治療を行っていただいています。
高い技術で、他院からも難症例をご紹介いただいています。
(認定トレーナーの方は医師や看護師ではありませんが、巻き爪治療において資格は必要ありません。フットケアを専門にもつ院長が、ペディグラスの巻き爪セミナーに参加し、技術力が高いと判断しお願いをしています。)
ご縁がつながり、皮膚科医と、巻き爪を専門とする株式会社ペディグラスが協力することで、嵌入爪・巻き爪で悩む方の治療にあたれればと考えています。
岩倉市だけなく、北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市エリアの方で、巻き爪、陥入爪でお困りの方は、是非岩倉きぼうクリニックにご相談ください。




当院で巻き爪治療を行うメリット
皮膚科専門医がいるので、水虫やグリーンネイルを合併している場合でもきちんとした診断を受けることができ、
安全に施術を受けることができます。
よくある質問
Q. 自分で爪を切っても大丈夫ですか?
陥入爪や巻き爪の疑いがある場合、自分で深爪をすると症状を悪化させる可能性が高いです。特に、爪の角を切りすぎると、さらに皮膚に食い込んでしまうことがあります。正しい爪の切り方がありますので、ご自身で判断せず専門家にご相談ください。
Q. 巻き爪の治療に痛みはありますか?
当院が提携するペディグラスの巻き爪補正は、特殊なプレートを装着して爪の形を徐々に矯正するため、施術中の痛みはほとんどありません。多くの方が施術直後から痛みが軽減したことを実感されています。
Q. 保険適応ですか?自費治療ですか?
痛みや炎症を伴い、赤く腫れあがっている状態である陥入爪は、保険適応となります。
爪の変形を治したいという、巻き爪の治療は、保険適応外の自費治療となります。
