岩倉きぼうクリニック

ほくろ

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ほくろってなに?

ほくろはメラノサイトという茶色い色素(メラニン)を作り出す細胞が集まってできたものです。シミとの大きな違いは、ほくろは皮膚の深いところまで病変があることです。そのため、病変をすべて取り切ると傷跡になる可能性が高い点が、シミとりと大きく違います。

そのため、当院ではほくろの治療は、部位や大きさにより施術方法を変えています。

ほくろ

4つの治療法

1. 切除手術(保険適用)

メスを使用して、ほくろを紡錘形に切除し、縫い縮める方法です。
ほくろ切除
特徴
確実にほくろを除去でき、再発のリスクが低いです。 施術後に病理検査を行い、悪性かどうか確認できます。 傷跡は必ず残ります。

2. 高周波ラジオ波メス+ルビーレーザーを用いた治療(自費)

高周波のラジオ波メスででほくろを削ります。傷にならない程度に浅く削ります。当院では、削った後に、ほくろの黒みが残る場合は無料で、ルビーレーザーで色素を破壊することを追加しています。
特徴
比較的短時間で終わるため、負担が少ないです。 メスで切り取る方法よりも傷跡が残りにくいですが、色素の残像の可能性、再発の可能性があります。 切除後はテープを1~3週間程貼っていただきます。
高周波ラジオ波
治療内容
高周波ラジオ波メス+ルビーレーザー
治療期間・回数
1回
費用
1mm×3200円 
リスク・副作用
色素の残像・再発の可能性

3. レーザーフェイシャル(自費)

脱毛のレーザーを使ってほくろを消す方法です。
特徴

個人差はありますが色が消えるののに10~15回かかります。しかし、レーザーを照射するだけなので、他の方法とくらべ、傷跡が非常に残りづらいです。
脱毛効果や、シミを薄くする効果もあるため、続けていただくとメイクノリがよくなり、顔のトーンアップし、美顔になります。ほくろと一緒に顔をきれいにしたいという方にはオススメです。
顔にほくろがいっぱいあり、傷跡のリスクが怖いという方にも、こちらの方法を勧めています。ただほくろの色味を抜くことはできますが、ほくろのふくらみを改善することはできません。

4.炭酸ガスレーザー(原則行わない)

当院にも炭酸ガスレーザーはありますが、高周波ラジオ波メスと違い”かさぶた”がついてしまい、黒子の黒味の深さがわからず、削りすぎたり、浅すぎて再発する可能性が高いと考えているため、当院では原則おすすめしていません。

よくある質問

Q. ほくろの治療は痛いですか?

治療法や部位によって異なります。保険適応での切除手術や、高周波ラジオ波メスを用いた治療では、局所麻酔を使用するため、治療中の痛みはほとんど感じません。
レーザーフェイシャルは、ゴムで弾かれたような痛みで、麻酔なしでも可能な方が多いです。ご希望される方は、塗り薬の麻酔薬も使用できます。

Q. 治療後に傷跡は残りますか?

治療法や元のほくろの大きさによって異なります。保険適応での切除手術の場合、傷跡は必ず残ります。自費治療の高周波ラジオ波メスを用いた治療でも、傷跡は少しは残ります。
レーザーフェイシャルの場合は、傷跡となることは非常に少ないです。

Q. 治療後にほくろが再発することはありますか?

治療方法にもよって異なります。保険適応の切除手術で取りきってしまえば再発は原則としてしません。

自費治療のラジオ波メスによる治療の場合、根が深いほくろだと、再発する可能性はあります。しかし、再発した場合でも再度治療が可能です。

Q. 子供でも治療可能ですか?

お子さんでもじっとしていられれば、治療は可能です。しかしながら、傷跡になる可能性がある処置ですので、お子さん自身が「傷跡になるリスクがあっても、ほくろを取りたい」と自分で決断できる年齢までは、当院としてはオススメしません。

SUPERVISOR
監修者情報
岩倉きぼうクリニック院長
松原 章宏
院長 松原章宏
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