岩倉きぼうクリニック

ほくろ除去

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ほくろ除去の後悔を防ぐ!あなたにあった方法とは

「このほくろがなければ、もっと自信が持てるのに…」と、ほくろの除去を一度は考えたことがある方は多いのではないでしょうか。
しかし、いざ治療となると「傷跡は残らないか」「費用はどのくらいか」といった不安から、一歩踏み出せないこともあるでしょう。

実は、ほくろ除去で後悔しないためには、ご自身のほくろに合った治療法を皮膚科専門医と選ぶことが不可欠です。
安易な自己判断は、深刻な傷跡や再発だけでなく、まれに潜む皮膚がん(メラノーマ)を見逃す最悪の事態にも繋がりかねません。

皮膚科専門医の視点から、4つの代表的な治療法の違いや保険適用の条件、傷跡をきれいに治すためのアフターケアまで解説します。
正しい知識を得て、安全で満足のいく治療を選びましょう。

ほくろとは?

ほくろはメラノサイトという茶色い色素(メラニン)を作り出す細胞が集まってできたものです。シミとの大きな違いは、ほくろは皮膚の深いところまで病変があることです。そのため、病変をすべて取り切ると傷跡になる可能性が高い点が、シミとりと大きく違います。

そのため、当院ではほくろの治療は、部位や大きさにより施術方法を変えています。

ほくろ

後悔しないためのほくろ除去の方法と費用

「このほくろがなければ、もっと自信が持てるのに…」と、ほくろの除去を一度は考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ治療となると「傷跡は残らないか」「費用はどのくらいかかるのか」「どの方法が自分に合っているのか」など、多くの疑問や不安が浮かぶことと思います。

ほくろ除去で後悔しないために最も大切なことは、ご自身のほくろの種類や状態に合った治療法を、皮膚科専門医と一緒に選ぶことです。
そして、治療にかかる費用の仕組みを正しく理解することも重要です。

まずは、どのような治療法があり、それぞれにどんな特徴があるのかを知ることから始めましょう。

ほくろ除去

4つの治療法のメリットとデメリット

「このほくろがなければ、もっと自信が持てるのに…」と、ほくろの除去を一度は考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ治療となると「傷跡は残らないか」「費用はどのくらいかかるのか」「どの方法が自分に合っているのか」など、多くの疑問や不安が浮かぶことと思います。

ほくろ除去で後悔しないために最も大切なことは、ご自身のほくろの種類や状態に合った治療法を、皮膚科専門医と一緒に選ぶことです。
そして、治療にかかる費用の仕組みを正しく理解することも重要です。

まずは、どのような治療法があり、それぞれにどんな特徴があるのかを知ることから始めましょう。

治療法 メリット デメリット
切除手術(保険適応)
高周波ラジオ波メス(自費)
炭酸ガス (CO₂) レーザー(自費)
レーザーフェイシャル(自費)

これらの方法の選択は、単純にどれが良い・悪いというものではありません。
例えば、切開縫合する切除手術では皮膚のシワの方向に沿って切開・縫合することで、傷跡をできるだけ目立たなくする工夫を行います。

一方で、炭酸ガスレーザーなどの自費治療は組織を蒸散させてしまうため、悪性の疑いがあるほくろには絶対に使用できません。
どの方法がご自身のほくろにとって最適なのか、皮膚科専門医の正確な診断が必須です。

4つの治療法

1. 切除手術(保険適用)

メスを使用して、ほくろを紡錘形に切除し、縫い縮める方法です。

ほくろ切除
特徴
確実にほくろを除去でき、再発のリスクが低いです。 施術後に病理検査を行い、悪性かどうか確認できます。 傷跡は必ず残ります。

2. 高周波ラジオ波メス+ルビーレーザーを用いた治療(自費)

高周波のラジオ波メスででほくろを削ります。傷にならない程度に浅く削ります。当院では、削った後に、ほくろの黒みが残る場合は無料で、ルビーレーザーで色素を破壊することを追加しています。
特徴
比較的短時間で終わるため、負担が少ないです。 メスで切り取る方法よりも傷跡が残りにくいですが、色素の残像の可能性、再発の可能性があります。 切除後はテープを1~3週間程貼っていただきます。
高周波ラジオ波
治療内容
高周波ラジオ波メス+ルビーレーザー
治療期間・回数
1回
費用
1mm×3200円 
リスク・副作用
色素の残像・再発の可能性
頭部のほくろの自費治療のbefore、afterです
治療内容
高周波ラジオ波メス+ルビーレーザー
治療期間・回数
1回
費用
1mm×3200円 
リスク・副作用
色素の残像・再発の可能性

3. レーザーフェイシャル(自費)

脱毛のレーザーを使ってほくろを消す方法です。
特徴

個人差はありますが色が消えるののに10~15回かかります。しかし、レーザーを照射するだけなので、他の方法とくらべ、傷跡が非常に残りづらいです。
脱毛効果や、シミを薄くする効果もあるため、続けていただくとメイクノリがよくなり、顔のトーンアップし、美顔になります。ほくろと一緒に顔をきれいにしたいという方にはオススメです。
顔にほくろがいっぱいあり、傷跡のリスクが怖いという方にも、こちらの方法を勧めています。ただほくろの色味を抜くことはできますが、ほくろのふくらみを改善することはできません。

4.炭酸ガスレーザー(原則行わない)

当院にも炭酸ガスレーザーはありますが、高周波ラジオ波メスと違い”かさぶた”がついてしまい、黒子の黒味の深さがわからず、削りすぎたり、浅すぎて再発する可能性が高いと考えているため、当院では原則おすすめしていません。

【料金の目安】保険適用と自費診療の具体的な違い

ほくろ除去の費用は、「保険適用」になるか「自費診療」になるかで大きく変わります。
この違いは、上記にのべた治療方法に加え、治療の目的が「医学的な必要性」によるものか、「美容的な希望」によるものかで決まります。

  1. 保険適用になるケース

 医師が診察した上で、医学的な観点から「治療が必要」と判断した場合に、健康保険が適用されます。

  • 具体的な例
    • 悪性腫瘍(皮膚がん)の疑いがある
    • 急に大きくなった、形がいびつ、色むらがあるなど、悪性を疑う変化が見られる
    • 日常生活に支障をきたしている(例:髭剃りのたびに傷つけて出血する、衣類に引っかかり痛む)
  • メリット
    • 費用負担が1割〜3割に軽減されます。
    • 切除したほくろを病理検査に提出し、がん細胞の有無を確実に診断できます。
  • 料金の目安
    • 3割負担の場合、手術部位やほくろの大きさによりますが、病理検査費用なども含めて約5,000円~15,000円程度が一般的です。
  1. 自費診療になるケース

 医学的な問題はなく、純粋に見た目を改善したいという美容的な目的で除去する場合がこれにあたります。

  • 具体的な例
    • 見た目が気になり、コンプレックスを解消したい
    • メイクで隠すのが大変だと感じている
  • 料金の目安
    • ほくろの大きさによって決まっています。
    • (当院)1mm×3200円(高周波ラジオ波メスでの治療を行った場合)

ご自身のほくろがどちらに該当するかは、医師の診察によって最終的に判断されます。まずは診察にいらっしゃってください。

施術中の痛みは?麻酔クリームと局所麻酔について

ほくろ除去をためらう理由として、「痛みが怖い」という不安をよくお聞きします。
しかし、ご安心ください。医療機関でのほくろ除去は、必ず麻酔を使用するため、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。

麻酔には2つの方法があります。

  1. 局所麻酔(注射)

 レーザーフェイシャル以外の治療の場合に用います。
 最も一般的で、確実な効果が得られる麻酔方法です。

  • 施術の流れ
    1. 除去するほくろの周りに、極細の注射針で麻酔薬を注入します。
    2. 注射の際にチクッとした痛みを感じますが、これは数秒で終わります。
    3. 数分で麻酔が効き始め、皮膚の感覚がなくなります。
    4. 施術中は、触られている感覚はあっても痛みは一切感じません。
  1. 麻酔クリーム

 レーザーフェイシャルの時に用いることがあります。
 ほとんどの方が麻酔のクリームなしで施術可能ですが、痛みに弱い方は使用できます。

  • 施術の流れ
    1. 施術部位に麻酔成分の入ったクリームを塗ります。
    2. 成分が皮膚に浸透するまで、30分~1時間ほど待ちます。
  •  
危険なホクロの特徴

ほくろ除去クリームによるセルフケアの危険性

  • インターネット通販などで、「自宅で簡単にほくろが取れる」とうたった除去クリームが販売されています。
    しかし、皮膚科専門医として、これらの製品を使ったセルフケアは絶対にやめてくださいと強く警告します。
    自己判断による処置には、以下のような極めて重大なリスクが伴います。
    1. 深刻な皮膚ダメージと醜い傷跡

 除去クリームの多くは、強酸や強アルカリ性の成分で皮膚の組織を化学的に火傷させ、無理やり溶かす(腐食させる)ものです。
これにより、ほくろだけでなく周囲の正常な皮膚までダメージを受け、クレーターのように深く凹んだ傷跡や、赤く盛り上がったケロイドが残る可能性が非常に高くなります。

    1. 重篤な細菌感染症のリスク

 自己処理によってできた傷口は、無防備な状態です。
そこから細菌が侵入し、皮膚が赤く腫れあがって化膿したり、重症化すると**蜂窩織炎(ほうかしきえん)**という入院が必要な感染症を引き起こしたりする危険性があります。

    1. ほぼ確実な再発

 ほくろの原因となる母斑細胞は、皮膚の深い部分(真皮層)にまで及んでいることがほとんどです。
クリームでは表面を溶かすことしかできないため、皮膚の奥深くにある根が残り、ほぼ確実に同じ場所に再発します。

    1. 皮膚がん(メラノーマ)を見逃し、進行させる最悪のシナリオ

 これが最も恐ろしいリスクです。
ほくろの中には、悪性黒色腫(メラノーマ)という、非常に悪性度の高い皮膚がんが隠れていることがあります。
世界的にメラノーマの発生率は上昇傾向にあり、初期の段階では熟練した皮膚科専門医でもほくろとの区別が難しい場合があります。

万が一、悪性のほくろをクリームの強い刺激で傷つけてしまうと、がん細胞を周囲に散らばらせ(播種:はしゅ)、転移を促進させてしまう最悪の事態になりかねません。

ほくろのお悩みは、決して自己判断で危険な対処をせず、必ず皮膚の専門家である医師にご相談ください。
当院では、北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市からもアクセスしやすい岩倉市にて、お一人おひとりのほくろを丁寧に診察し、安全で最適な治療法をご提案いたします。

そのほくろは大丈夫?放置するリスクと悪性の見分け方

「いつの間にか、こんなところにほくろが…」 「昔からあるほくろだけど、少し形が変わってきた気がする」

お顔や体にあるほくろを見て、このように感じた経験はありませんか。
ほとんどのほくろは良性であり、心配する必要はありません。
しかし、ごくまれに「悪性黒色腫(メラノーマ)」をはじめとする皮膚がんが、ほくろのように見えることがあります。

見た目だけで良性か悪性かを正確に判断することは、皮膚科専門医でも非常に難しい場合があります。
もし悪性だった場合、放置してしまうと、がん細胞が皮膚の奥深くに進行し、命に関わる事態に発展するリスクもゼロではありません。

大切なのは、ご自身のほくろに関心を持ち、「少しでも気になる変化」があれば自己判断せずに皮膚科専門医に相談することです。

注意すべき危険なほくろの5つの特徴(ABCDEルール)

ご自身のほくろをチェックする際、悪性の可能性を考える世界共通の目安として「ABCDEルール」があります。これは、メラノーマによく見られる5つの特徴の頭文字をとったものです。

実は、多くのメラノーマは患者さんご自身が「何かおかしい」と変化に気づくことから発見されています。日頃からこのルールを参考に、月に一度は全身の皮膚をチェックする習慣をつけましょう。

ルール 名称 チェックポイント
A
B
C
D
E

これらの特徴が一つでも当てはまる場合は、注意が必要です。ただし、ABCDEルールはあくまでセルフチェックの目安です。当てはまらなくても悪性の場合や、逆に当てはまっても良性の場合もあります。最終的な判断は必ず専門医に委ねてください。

皮膚科専門医が行うダーモスコピー検査とは

皮膚科では、ほくろを診察する際に「ダーモスコピー」という検査を行います。これは、ダーモスコープという特殊な拡大鏡を使い、皮膚の表面を拡大して観察する、いわば「皮膚のレントゲン検査」のようなものです。

この検査では、ほくろの表面の構造だけでなく、皮膚の内部の色素の分布パターンや血管の状態を詳しく観察できます。ライトで照らしながら10倍から20倍に拡大して見ることで、肉眼では決して見えない微細な情報を評価できるのです。

ダーモスコピー検査の大きな利点は、以下の2点です。

  1. 患者さんの負担がない
    • 痛みや出血は全くなく、その場で短時間(数分)で終わります。
  2. 診断精度が格段に向上する
    • 臨床経験を積んだ皮膚科専門医が行うことで、良性か悪性かの診断精度が飛躍的に高まります。
    • これにより、不要な手術(生検)を避けられ、患者さんの身体的・経済的な負担を軽減することに繋がります。

当院では、皮膚科専門医がすべての診察でこのダーモスコピーを用いて、一つひとつのほくろを丁寧に診察しています。

ほくろ ダーモスコピー

メラノーマ(悪性黒色腫)の早期発見の重要性

メラノーマは「ほくろのがん」とも呼ばれ、数ある皮膚がんの中でも特に悪性度が高いことで知られています。近年、世界的にメラノーマの発生率は上昇傾向にあり、日本でも決して他人事ではありません。

このがんの最大のポイントは、「早期発見がいかに重要か」という点です。

  • 早期の段階(表皮内)
    • がん細胞が皮膚の浅い層である「表皮」にとどまっている状態です。この段階で手術によって完全に取り除くことができれば、転移のリスクはほとんどなく、完治する可能性が非常に高くなります。
  • 進行した段階(真皮浸潤)
    • 発見が遅れ、がん細胞がより深い層の「真皮」まで達すると、そこにある血管やリンパ管に入り込みます。そして、血液やリンパの流れに乗って全身の臓器に転移しやすくなります。

転移が起こると治療は格段に難しくなるため、いかに早く見つけるかが予後を大きく左右します。繰り返しになりますが、多くのメラノーマは患者さん自身の「ほくろの変化」への気づきが発見のきっかけです。ご自身の皮膚を観察することが、命を守る第一歩となります。

確定診断に必要な病理検査とその流れ

ダーモスコピー検査などで悪性の疑いが強まった場合、診断を確定させるために「病理検査(生検)」を行います。これは、ほくろの組織の一部または全体をメスで切除し、顕微鏡で詳しく調べる検査です。病理検査は、がんであるかどうかを確定する最も確実な方法です。

病理検査の一般的な流れ

  1. 組織の採取(手術)
    • 局所麻酔を行い、メスを使ってほくろを切除します。多くの場合、治療も兼ねてほくろ全体を少し広めに切除します(切除生検)。
  2. 標本の作製
    • 採取した組織をホルマリンで固定し、顕微鏡で観察できるよう、非常に薄くスライスしてガラス標本を作製します。
  3. 病理専門医による診断
    • 病理診断を専門とする医師が、顕微鏡で細胞の種類や形、配列などを詳細に観察し、良性か悪性かを判断します。悪性の場合は、がんの種類や進行度なども評価します。
  4. 結果のご説明
    • 検査結果は、後日ご来院いただき、医師から直接、検査結果と今後の治療方針について詳しくご説明します。

当院では、皮膚科専門医が責任をもって診察を行い、必要に応じて適切な検査をご提案します。もし病理検査で悪性の診断となった場合でも、連携する大学病院など高度医療機関へのご紹介を含め、その後のサポート体制も整えておりますのでご安心ください。

岩倉市だけでなく、北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市にお住まいの方で、気になるほくろがある方は、決して放置せず、ぜひ一度当院へご相談ください。

ほくろ除去後の再発の可能性と対処法

残念ながら、ほくろ除去治療を行っても、まれに同じ場所にほくろが再発することがあります。これは、施術で取りきれなかったほくろの細胞(母斑細胞)が、皮膚の深い部分にわずかに残っていることが主な原因です。

特に、皮膚の深くまで根を張っているほくろの場合、傷跡を最小限に抑えることを優先すると、わずかに細胞が残ってしまう可能性があります。無理に深く削ったり切除したりすると、かえって凹んだり盛り上がったりした傷跡が残るリスクが高まります。

皮膚科専門医は、この「再発リスク」と「傷跡のリスク」のバランスを慎重に判断して治療を行います。もし、治療した箇所に黒い点が再び現れた場合は、以下の点をお守りください。

  • 絶対に自分でいじらない
    • 気になっても、触ったり、市販のクリームを使ったりするのは絶対にやめましょう。状態を悪化させる可能性があります。
  • 治療を受けた医師に相談する
    • 再発した場合は、まずは治療を受けたクリニックに相談することが最も重要です。

信頼できるクリニック選びとカウンセリングの重要性

ほくろ除去で後悔しないためには、治療後のケアだけでなく、最初のクリニック選びが極めて重要です。特に、ほくろの中には悪性黒色腫(メラノーマ)のような皮膚がんが隠れている可能性もゼロではありません。

近年の研究では、多くのメラノーマが患者さんご自身の気づきから発見されており、経験豊富な皮膚科専門医による診断の重要性が指摘されています。信頼できる専門医のもとで、適切な診断と治療を受けることが、安全で満足のいく結果に繋がります。

【後悔しないクリニック選びのチェックリスト】

  • □ 皮膚科専門医が診察、治療を最後まで担当しますか?
  • □ ダーモスコピーを使い、ほくろの状態を詳しく診察してくれますか?
  • □ 治療のメリットだけでなく、リスクやダウンタイムについて丁寧に説明してくれますか?
  • □ 複数の治療法を提案し、自分に合った方法を一緒に考えてくれますか?
  • □ 治療後のアフターフォローや、万が一のトラブル時の対応がしっかりしていますか?

当院では、岩倉市をはじめ、北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市など近隣地域の皆様の「皮膚のかかりつけ医」として、皮膚科専門医が丁寧な診察を心がけています。お一人おひとりの肌の状態に合わせた最適な治療をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

大切なのは、ご自身のほくろの状態を正しく知り、最適な治療法を専門家と一緒に選ぶことです。
自己判断で市販のクリームを使うことは、深刻な傷跡やがんの見逃しに繋がるため絶対に避けましょう。

ほくろ除去は、治療法やダウンタイムなど、不安な点も多いと思います。しかし、信頼できる皮膚科専門医のもとで適切な診断と治療を受け、後悔のない、満足のいく結果を目指せます。

「このほくろ、どうしよう?」と一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. ほくろの治療は痛いですか?

治療法や部位によって異なります。保険適応での切除手術や、高周波ラジオ波メスを用いた治療では、局所麻酔を使用するため、治療中の痛みはほとんど感じません。
レーザーフェイシャルは、ゴムで弾かれたような痛みで、麻酔なしでも可能な方が多いです。ご希望される方は、塗り薬の麻酔薬も使用できます。

Q. 治療後に傷跡は残りますか?

治療法や元のほくろの大きさによって異なります。保険適応での切除手術の場合、傷跡は必ず残ります。自費治療の高周波ラジオ波メスを用いた治療でも、傷跡は少しは残ります。
レーザーフェイシャルの場合は、傷跡となることは非常に少ないです。

Q. 治療後にほくろが再発することはありますか?

治療方法にもよって異なります。保険適応の切除手術で取りきってしまえば再発は原則としてしません。

自費治療のラジオ波メスによる治療の場合、根が深いほくろだと、再発する可能性はあります。しかし、再発した場合でも再度治療が可能です。

Q. 子供でも治療可能ですか?

お子さんでもじっとしていられれば、治療は可能です。しかしながら、傷跡になる可能性がある処置ですので、お子さん自身が「傷跡になるリスクがあっても、ほくろを取りたい」と自分で決断できる年齢までは、当院としてはオススメしません。

参考文献

  1. Mogensen M, von Knorring T, Hölmich LR, Steiniche T, Lade-Keller J, Karmisholt K and Omland SH. [Melanoma]. Ugeskrift for laeger 187, no. 14 (2025): .

追加情報

メラノーマ(悪性黒色腫) 【要約】

  • 世界中でメラノーマの発生率が上昇しており、デンマークでは過去25年間で2倍になった。早期発見が不可欠であるが、初期のメラノーマや異型母斑の診断が難しいため、困難を伴う。
  • 本レビューでは、デンマークの医療システムにおけるメラノーマの診断プロセスについて議論し、現在および新たに登場している診断ツールに焦点を当てる。
  • より正確な診断方法が、診断精度の向上と不要な切除を最小限に抑えるために必要である。
  • AI(人工知能)はこの分野で有望ではあるものの、現時点では経験豊富な皮膚科医の専門知識を超えていない。
  • 多くのメラノーマ症例が自己発見されている現状を踏まえ、ほくろの変化に関する一般市民への啓発が依然として重要である。 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40171905

[quote_source]: Mogensen M, von Knorring T, Hölmich LR, Steiniche T, Lade-Keller J, Karmisholt K and Omland SH. “[Melanoma].” Ugeskrift for laeger 187, no. 14 (2025): .

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SUPERVISOR
監修者情報
岩倉きぼうクリニック院長
松原 章宏
院長 松原章宏
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