岩倉きぼうクリニック

メディカルダイエット(マンジャロ)

皮膚科医が監修するメディカルダイエット | マンジャロ(Mounjaro)で無理なく理想の体へ

「ダイエットをしたいけれど、なかなか続かない」「運動や食事制限だけでは限界がある」とお悩みではありませんか?

自己流のダイエットはリバウンドしやすいだけでなく、栄養の偏りから肌荒れや体調不良を引き起こすこともあります。

当院では、医学的な根拠に基づいたメディカルダイエットをご提供しています。医師の管理のもと、体への負担を最小限に抑えながら、健康的で美しいボディラインを目指します。

特に、マンジャロなどに代表されるGLP-1受容体作動薬は、食事量を無理なく抑え、効率的な減量をサポートする画期的な治療薬です。

ある国際的な臨床試験では、最高用量の投与で体重が平均-20.9%も減少するという驚異的な結果が報告されました。これは、体重80kgの方であれば約16.7kgもの減量に相当する数値です。

マンジャロは高い効果を持ちますが、安心して治療を始めるために知っておくべき副作用や費用、他の治療薬との違いをお伝えします。

マンジャロの種類

なぜ皮膚科でメディカルダイエット?

「なぜ皮膚科でダイエット?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ダイエットと肌は密接な関係にあります。急激な減量は肌のたるみやシワの原因となり、栄養不足は肌荒れを引き起こします。当院では、単に体重を減らすだけでなく、健康的で美しい肌を保ちながら痩せることを目指します。

ダイエットによる肌トラブルも、皮膚の専門家である医師が適切にサポートしますのでご安心ください。

マンジャロでのメディカルダイエット

マンジャロの主な効果と注意すべき副作用

マンジャロは、ダイエットや血糖値の改善に優れた効果が期待できる治療薬です。しかし、新しい治療を始めるにあたり、良い面だけでなく、注意すべき副作用についても正しく理解しておくことが、安心して治療を続けるために非常に重要になります。

ご自身の体でどのような変化が起こるのか、医学的なデータに基づいて一緒に確認していきましょう。ここでは、マンジャロの主な効果と副作用について、現場の医師の視点から詳しく解説します。

論文で示された体重減少効果と血糖値改善

マンジャロが注目される最大の理由は、その卓越した体重減少作用と血糖値改善作用にあります。これらの効果は、世界中の多くの臨床試験や研究によって科学的に証明されています。

  1. 体重減少効果

2型糖尿病ではない肥満症の方を対象とした国際的な臨床試験(SURMOUNT-1試験)では、72週間の投与で驚くべき結果が報告されました。

体重減少率(平均)
(偽薬)
5mg
10mg
15mg

最高用量の15mgでは、平均して約21%もの体重減少を達成しています。これは、例えば体重100kgの方であれば、約21kgの減量に相当する数値です。

さらに、複数の信頼できる研究結果を統合して分析した「メタ分析」という手法でも、マンジャロの有効性が裏付けられています。この分析によると、マンジャロは偽薬と比較して、体重だけでなくBMI(体格指数)やウエスト周囲径も明らかに減少させることが示されました。

  • 体重の平均減少幅:-13.95kg
  • BMIの平均減少幅:-5.89 kg/m²
  • ウエスト周囲径の平均減少幅:-12.31 cm

このように、単一の研究だけでなく、複数のデータを統合した分析でも有効性が示されている点は、この治療法の信頼性の高さを物語っています。

  1. 血糖値改善と心血管リスクの低減

マンジャロは、血糖値に応じてインスリン分泌を促す作用があり、血糖コントロールにも優れた効果を発揮します。

2型糖尿病の患者さんを対象とした試験では、血糖値のコントロール状態を示すHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が平均で2%以上も低下し、多くの方が正常な血糖範囲に改善したと報告されています。

また、体重や血糖値だけでなく、以下のような効果も報告されており、全身の健康状態の改善が期待できます。

  • 脂質異常の改善:悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪を低下させ、善玉(HDL)コレステロールを上昇させる。
  • 血圧の低下:高血圧の改善にも寄与する。

これらの効果は、将来的な心筋梗塞や脳卒中といった心血管系の病気のリスクを低減させる上で非常に重要です。

効果はいつから?期待できる期間と目標設定

「マンジャロを始めたら、いつから効果を実感できますか?」というご質問は、診察で最も多くいただくものの一つです。効果の現れ方には個人差がありますが、一般的な目安は以下のとおりです。

  • 効果の始まり(治療開始〜数週間) 注射後、薬の血中濃度は24時間ほどでピークに達します。多くの方は、治療開始から数週間で食欲が自然に抑えられる感覚や、少ない食事量で満腹感を得られるといった変化を実感し始めます。
  • 安定した効果(約4週間後〜) 薬の血中濃度が安定した状態(定常状態)になるまでには、約4週間かかります。この頃から、より持続的で安定した効果が期待できるようになります。
  • 目標達成までの期間(数ヶ月〜1年半) 体重減少は、数ヶ月から1年といった長期的な視点で考えることが大切です。前述の臨床試験でも72週間(約1年半)という期間をかけて大きな効果が示されています。

急激な体重減少は健康を害することもあります。焦らず、健康的な食事と、筋トレなども交えながら、医師と相談し、自身のペースで現実的な目標を設定し、治療を継続していくことが成功の鍵となります。

よくある消化器症状(吐き気・下痢・便秘)とその対処法

マンジャロの副作用として最も頻度が高いのが、吐き気、下痢、便秘などの消化器症状です。これは、マンジャロが胃の動きを緩やかにし、食欲を抑えるという作用の裏返しでもあります。

主な消化器症状の頻度

  • 吐き気(悪心):4%
  • 下痢:2%
  • 嘔吐:1%
  • 食欲減退:6%
  • 便秘:5%

これらの症状は、治療を開始した直後や、薬の量を増やした時に現れやすい傾向があります。しかし、多くの場合、体が薬に慣れてくるにつれて自然に軽快していきますので、過度に心配する必要はありません。

症状を和らげるためには、日常生活で以下の点を工夫してみましょう。

【消化器症状のセルフケア】

  • 食事の工夫 1回の食事量を減らし、食事の回数を増やす(例:1日3食を4〜5回に分ける)。
  • 食事内容の見直し 脂っこい食事や揚げ物は、胃もたれの原因になりやすいため避ける。
  • 食べ方の工夫 ゆっくり、よく噛んで食べることを意識する。
  • 満腹感のサインを大切に 「お腹がいっぱい」と感じたら、無理せず食事を終える。

もし症状が辛い、長引くといった場合には、我慢せずに必ず医師にご相談ください。ムリは禁物です。

マンジャロは食事をたべれないほど打ってはいけません

知っておきたい重大な副作用(急性膵炎・胆嚢炎・低血糖)

マンジャロの副作用には、頻度は極めて低い(1%未満)ものの、注意すべき重大なものも報告されています。安心して治療を続けるために、これらのリスクと初期症状について知っておくことが大切です。

  • 急性膵炎 膵臓に急性の炎症が起こる病気です。持続する激しい腹痛(特にみぞおちあたり)、背中の痛み、吐き気・嘔吐などが特徴です。このような症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。
  • 胆嚢炎・胆石症 急激な体重減少に伴い、胆汁の成分が変化して胆石ができやすくなることがあります。右上腹部の痛み、発熱、皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)などの症状があれば、すぐに医師に相談が必要です。
  • 低血糖 マンジャロを単独で使用する場合、重篤な低血糖が起こることは稀です。しかし、他の糖尿病治療薬(特にSU薬やインスリン製剤)を併用している場合は、低血糖のリスクが高まりますので注意が必要です。

【低血糖の初期症状チェックリスト】

  • □ 冷や汗が出る
  • □ 動悸がする
  • □ 手足が震える
  • □ 強い空腹感がある
  • □ めまいやふらつきがある

これらの症状が出た場合は、速やかにブドウ糖や糖分を含むジュースなどを摂取し、必ず医師に報告してください。

当院では、これらのリスクを最小限に抑えるため、治療開始前に丁寧な問診を実施します。治療中も定期的な診察で患者さんの状態を慎重に確認しながら、安全な治療を第一に進めてまいります。ご不安な点は、いつでもお気軽にご相談ください。

マンジャロを用いるさいに、注意する低血糖の症状の図

マンジャロ治療を始めるための3つの知識

マンジャロによる治療を始めたいとお考えの際、ご自身での注射に対する不安、費用のこと、他の似た薬との違いなど、多くの疑問が浮かぶことと思います。

特に、これまで注射の経験がない方にとっては、治療へのハードルが高く感じられるかもしれません。

しかし、事前に正しい知識を持つことで、こうした不安は大きく和らぎます。ここでは、治療を安心してスタートするために不可欠な「自己注射の方法」「費用」「他の薬との違い」という3つの知識を、現場の医師の視点から詳しく、そして分かりやすく解説します。

自己注射の方法と頻度・打ち忘れた時の対応

マンジャロは、ご自身で皮下に注射していただくお薬です。しかし、「注射」と聞いて怖がる必要はありません。ペン型の注入器は、針が自動で出入りし、外からは見えない「オートインジェクター」という仕組みになっています。

針も非常に細く、痛みや恐怖心を最小限に抑える工夫がされています。当院では、初回の処方時に看護師が丁寧に使い方を説明し、安心して始められるようサポートしますのでご安心ください。

注射の頻度と方法

  • 頻度
    • 週に1回、毎週決まった曜日に注射します。
    • これは、薬の血中濃度を一定に保ち、安定した効果を得るためです。
  • 注射部位
    • お腹(腹部)、太もも(大腿部)、腕(上腕部)のいずれかに注射します。
    • 毎回少しずつ場所をずらすことで、皮膚が硬くなるのを防ぎます。
  • 注射の簡単な手順
    1. 注射器の灰色のキャップをまっすぐ引き抜きます。
    2. 注射したい部位に、注射器の透明な底面をしっかりと垂直に当てます。
    3. ロックリングを回して、ロックを解除します(緑の注入ボタンが押せるようになります)。
    4. 緑色の注入ボタンを押し続けます。1回目の「カチッ」という音で注射が始まり、約5~10秒後に2回目の「カチッ」という音が聞こえたら注射は完了です。

打ち忘れてしまった場合の対応 もし決められた曜日に注射を忘れても、慌てずに以下のルールに従って対応してください。

①気づいた時点であわてずに1回分のみを注射してください。

②その後のスケジュールを組み治すことが大切です。次回の投与まで1週間しっかりあけるようにしましょう。

③副作用のリスクを高める可能性があるため、2回分を一度に注射することは絶対にしないでください。

もし対応に迷った場合は、ご自身で判断せず、必ずクリニックにご相談ください。

保険適用と自由診療

マンジャロ治療にかかる費用は、健康保険が適用されるかどうかで大きく変わります。

保険適用となる場合 マンジャロは「2型糖尿病」の治療薬として国から承認されています。そのため、医師の診察の結果、食事療法や運動療法で改善が不十分な2型糖尿病と診断された場合は、健康保険が適用されます。

自己負担額は、ご加入の健康保険で定められた割合(通常1割~3割)となります。

自由診療となる場合 肥満症の改善や美容・ダイエットを目的としてマンジャロを使用する場合は、保険適用外の「自由診療」となります。この場合、費用は全額自己負担となり、金額は医療機関ごとに設定されています。

当院は自由診療のみとなります。料金の目安は以下の通りです。

マンジャロ(Mounjaro)

一箱あたり ※購入は2本単位です
2,5mg
¥4,400/1本
5mg
¥7,400/1本

オゼンピックやリベルサスなど他のGLP-1薬との違い

マンジャロは、食欲抑制や血糖値改善効果のある「GLP-1受容体作動薬」というグループに分類されます。しかし、オゼンピックやリベルサスといった従来の薬とは、作用の仕組みに決定的な違いがあります。

作用メカニズムの違い 私たちの体には、食事をすると小腸から分泌される「インクレチン」というホルモンがあります。このインクレチンには「GLP-1」と「GIP」の2種類があり、血糖値に応じてインスリンの分泌を促す働きをします。

  • 従来のGLP-1薬(オゼンピック、リベルサスなど)
    • 「GLP-1」というホルモン1種類にのみ作用します。
  • マンジャロ
    • 「GLP-1」と「GIP」という2種類のホルモンに同時に作用します。
    • この世界初の仕組みから、「持続性GIP/GLP-1受容体作動薬」や「デュアル(2つの)アゴニスト(作動薬)」と呼ばれています。

期待できる効果の違い マンジャロは2種類のホルモンに働きかけることで、相乗効果が生まれ、従来のGLP-1薬単独よりも強い効果が期待できるとされています。

実際に、2型糖尿病ではない肥満症の方を対象とした複数の信頼できる研究結果を統合した「メタ分析」という手法でも、その有効性が示されています。この分析によると、マンジャロは偽薬と比較して、体重を平均で約16%も減少させるという結果が報告されました。

一方で、効果が高い分、吐き気や下痢などの消化器症状のリスクは高まる傾向にあります。しかし、重篤な副作用の全体的なリスクは、従来の薬と変わらないことも報告されています。

薬剤名 作用機序 特徴
マンジャロ
オゼンピック
リベルサス

どの治療薬が最適かは、その方の健康状態やライフスタイル、治療目標によって異なります。

当院では、医師が一人ひとりのお体の状態を丁寧に診察し、マンジャロ治療が適切かどうかを慎重に判断します。その上で、安全な治療計画をご提案いたしますので、ご不明な点があれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

食生活・運動習慣の大切さ

マンジャロは、医学的根拠に基づいた優れた体重減少効果が期待できる治療薬です。しかし、治療を検討される方の中には、「治療後にリバウンドしないか」「急に痩せると、皮膚がたるんだりニキビが増えたりしないか」といった、新たな不安を感じる方も少なくありません。

当院は、皮膚と美容の専門家である皮膚科・美容皮膚科クリニックです。単にマンジャロを処方するだけでなく、患者様一人ひとりが抱えるお悩みや目標に寄り添い、多角的な視点からサポートします。

健康的な身体と、自信の持てる美しい肌の両方を手に入れていただくため、適切な食生活・運動習慣をみにつけることが大切です。

リバウンドを防ぐための生活習慣と食事指導

マンジャロは、食欲を自然にコントロールし、体重減少を強力にサポートします。実際に、2型糖尿病ではない肥満症の方を対象とした複数の信頼できる研究を統合した「メタ分析」という手法では、マンジャロが偽薬(効果のない薬)と比較して体重を平均で約14kg減少させたという結果も報告されています。

しかし、薬の効果だけに頼ったダイエットでは、治療終了後に生活習慣が元に戻り、体重もリバウンドしてしまう可能性があります。本当の意味での成功は、治療後も健康的な状態を維持し続けることです。

治療中からリバウンドしにくい身体作りを目指すため、生活習慣・食事の改善が大切です。

  • 食生活
    • 筋肉量を維持し、基礎代謝を落とさないためのタンパク質の摂取や、肌の健康に不可欠なビタミンやミネラルを補う食事も大切です。
  • 運動習慣
    • 健康的な体重減少には、筋力トレーニングと有酸素運動の組み合わせが効果的です。体力やライフスタイルに合わせて、無理なく継続ができるものから始めましょう。

マンジャロをきっかけに、ご自身の身体と向き合い、持続可能な生活習慣を身につけること。それこそが、リバウンドを防ぐ最も確実な方法です。

ダイエット後の肌トラブル(ニキビ・たるみ)への美容皮膚科的アプローチ

急激な体重減少は、残念ながら新たな肌トラブルを引き起こすことがあります。特に、皮膚がたるんでしまったり、ホルモンバランスの変化でニキビや肌荒れが悪化したりするケースは少なくありません。

当院は、皮膚科・美容皮膚科の専門クリニックとしての豊富な知識と経験を活かし、このようなダイエットに伴う肌のお悩みにも、専門的な治療で対応することが可能です。

「ただ痩せる」のではなく「美しく健康的に痩せる」ことを目標に、マンジャロ治療と並行して、あるいは治療後に、お肌の状態をより良くするためのアプローチをご提案します。

  • 皮膚のたるみに対して
    • 当院のたるみ治療機械(XERF)などを用いて、たるんだ皮膚の土台となる筋膜から引き締める治療が可能です。フェイスラインや首のたるみが気になる方にご提案しています。
  • ニキビ・肌質改善に対して
    • 当院が特に力を入れているニキビ治療では、保険治療はもちろん、ケミカルピーリングやイオン導入、レーザー治療など、豊富な選択肢の中から、お一人おひとりの肌質やニキビの原因に合わせた最適なプランをご提案できます。
  • しみ・肝斑治療
    • ダイエット後の肌をさらに美しく輝かせるため、しみや肝斑の専門的な治療も行っています。

マンジャロによる身体の内側からの体質改善と、美容皮膚科による外側からのスキンケアを組み合わせることで、トータルな美しさを追求できるのが当院の最大の強みです。

当院のメディカルダイエット:GLP-1受容体作動薬(マンジャロ)と脂肪溶解注射

1. マンジャロ(GLP-1受容体作動薬)

マンジャロ(Mounjaro)は、体内のホルモン「GLP-1」と同じような働きをする自己注射薬です。週に1回の自己注射で、以下のような効果が期待できます。

  • 食欲の抑制: 満腹中枢に働きかけ、自然と食事量が減ります。

  • 血糖値のコントロール: 血糖値の急激な上昇を抑え、脂肪を蓄えにくい体質へと導きます。

  • 基礎代謝の向上: 脂肪を燃焼しやすい状態に体を整えます。

「辛い空腹感」を我慢することなく、無理なくダイエットを継続できます。

2. 脂肪溶解注射

「お腹周りだけ」「太ももだけ」など、部分的な脂肪を減らしたい方におすすめなのが脂肪溶解注射です。

気になる部位に直接薬剤を注入することで、脂肪細胞を破壊し、体外へ排出させます。

  • 気になる部分痩せが可能: ダイエットでは難しい部分的な脂肪の減少に効果的です。

  • リバウンドしにくい: 脂肪細胞そのものを破壊するため、リバウンドしにくいのが特徴です。

マンジャロで全体的な体重を減らし、脂肪溶解注射でボディラインを整えるなど、一人ひとりの目標に合わせたオーダーメイドの治療プランをご提案します。

カベリン症例の方
カベリン症例の方
治療内容
カベルライン8㏄/広頚筋ボトックス
治療期間・回数
2週間・2回/1回
費用
22,000円×2回/27,000円+診察料+麻酔代 ※曜日や範囲によって最大の料金が異なりますのでご注意ください。
リスク・副作用
カベルライン:部位によって、注入時に痛みがあります。 軽度の腫れが数日間出ることがあります。
ボトックス:注入時に細かい血管にあたると、内出血(青紫色)になることがありますが、1~2週間で消失します。
注射直後は針孔が赤く目立ちますが、1~2日で消失します。
額の筋肉の注射後、一時的に目が空けにくい症状が現れることがあります。
個人差はありますが、3週間~3か月で改善していきます。

料金

マンジャロ(Mounjaro)

一箱あたり ※購入は2本単位です
2,5mg
¥4,400/1本
5mg
¥7,400/1本

脂肪溶解注射 カベルライン

平日料金 土曜料金
カベルライン 8cc
¥22,000
¥23,100

脂肪溶解注射 ファットXコア

平日料金 土曜料金
5cc未満(1ccあたり)
¥8,480
¥9,000
5cc以上(1ccあたり)
¥7,980
¥8,400
10cc以上(1ccあたり)
¥7,480
¥7,900

治療開始までの流れとご予約方法

当院では、患者様が安心してマンジャロ治療をスタートできるよう、分かりやすい診療フローを整えています。ご不安な点があれば、どの段階でも遠慮なくスタッフにご質問ください。

【治療開始までの流れ】

  1. ご予約
    • まずは、お電話またはウェブサイトの予約フォームから、メディカルダイエット/マンジャロカウンセリングのご予約をお願いいたします。
  2. 医師による診察・カウンセリング
    • ご来院後、医師が丁寧に問診を行い、マンジャロ治療が適切かどうかを医学的に判断します。治療の効果や副作用、費用について詳しくご説明し、ご不安や疑問にしっかりお答えします。
  3. 治療計画の立案
    • 診察結果に基づき、患者様一人ひとりの健康状態と目標に合わせた、最適な治療計画(開始用量や増量のタイミングなど)を決定します。
  4. 初回処方と自己注射指導
    • 治療計画にご同意いただけましたら、初回の薬剤を処方します。注射の方法については、看護師が丁寧にご指導しますので、初めての方でもご安心ください。初回は副作用の確認のため1本を院内で実際に注射し、30分院内で待機し体調に異常がなければご帰宅となります。
  5. 治療開始と定期的なフォローアップ
    • 2回目以降は、ご自宅で注射を実施していただきます。その後は定期的にご来院いただき、効果や副作用を確認しながら、医師が責任を持って継続的にサポートします。

北名古屋市・小牧市・一宮市・江南市からのアクセス

マンジャロ治療は、週に1回の自己注射と、定期的な医師の診察によるフォローアップが必要です。そのため、治療を無理なく継続するためには、クリニックへの通いやすさも非常に重要なポイントとなります。

当院は岩倉市に位置しており、近隣の北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市からもアクセスしやすい立地にございます。

  • お車でお越しの場合
    • 駐車場を完備しておりますので、お車でのご来院も安心です。
    • 北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市の中心部からは、いずれも車で20~30分程度でお越しいただけます。
  • 公共交通機関をご利用の場合
    • 最寄り駅は名鉄犬山線「岩倉駅」で、駅から徒歩圏内です。
    • 各方面からのバス路線もご利用いただけます。

治療の継続が効果を最大化する鍵となります。アクセス良好な当院で、ストレスなく治療を続けていきましょう。詳しい所在地は、当院ウェブサイトのアクセスページをご確認ください。

まとめ

マンジャロは、従来の薬とは異なる作用で高い体重減少効果が期待できる、医学的根拠に基づいた治療法です。

一方で、吐き気などの副作用や自己注射への不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、副作用の多くは対処可能であり、注射も簡単な操作で行えます。大切なのは、薬の効果だけに頼るのではなく、医師と相談しながら安全に治療を進め、リバウンドしにくい生活習慣を身につけることです。

ダイエットや健康に関するお悩みは、一人で抱え込まず、まずは専門家である医師に相談することから始めてみませんか。当院では、あなたの「なりたい姿」の実現を全力でサポートいたします。

よくある質問

Q. マンジャロはどれくらいで効果が出ますか??

効果には個人差がありますが、一般的には2~4週間で食欲の変化を実感される方が多いです。ただし、継続的な効果を得るためには数ヶ月単位での治療を推奨しています。

Q. 副作用はありますか??

マンジャロは、稀に吐き気や便秘などの消化器系の副作用が出ることがあります。これらの症状は一時的なものがほとんどですが、ご不安な点があればすぐに医師にご相談ください。

参考文献

  1. Kommu S, Sharma PP, Gabor RM. Efficacy and Safety of Tirzepatide on Weight Loss in Patients Without Diabetes Mellitus: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Obesity reviews 26, no. 11 (2025): e13961.

追加情報

[title]: Efficacy and Safety of Tirzepatide on Weight Loss in Patients Without Diabetes Mellitus: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials.

2型糖尿病ではない患者における体重減少に対するチルゼパチドの有効性と安全性:ランダム化比較試験の系統的レビューとメタ分析 【要約】

  • チルゼパチドは、過体重または肥満の患者において体重減少に有効である。
  • 2型糖尿病ではない過体重または肥満の患者を対象とした6件のランダム化試験のメタ分析の結果、チルゼパチドはプラセボと比較して、体重の平均差(MD)を-16.32%(95% CI:-18.35~-14.29)、絶対体重の平均差(MD)を-13.95 kg(-18.83~-9.07)減少させた。
  • プラセボと比較して、BMIとウエスト周囲径も有意に減少し、平均差はそれぞれ-5.89 kg/m²(-8.97~-2.81)、-12.31 cm(-13.93~-10.68)であった。
  • 吐き気(相対リスク[RR] 3.11; 2.74-3.54)、嘔吐(RR 5.94; 4.50-7.85)、下痢(RR 2.92; 2.53-3.37)、便秘(RR 2.85; 2.38-3.42)などの消化器系の副作用と関連していた。
  • 重大な有害事象の全体的なリスクはプラセボと比較して高くないものの、消化器系の副作用、重篤な消化器系の有害事象、および有害事象による投与中止のリスクは高かった。
  • 結論として、本メタ分析は、2型糖尿病ではない過体重または肥満の患者において、チルゼパチドが有意な体重減少に有効であることを示唆している。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40510020

[quote_source]: Kommu S, Sharma PP and Gabor RM. “Efficacy and Safety of Tirzepatide on Weight Loss in Patients Without Diabetes Mellitus: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials.” Obesity reviews : an official journal of the International Association for the Study of Obesity 26, no. 11 (2025): e13961.

ご来院頂いている主なエリア

愛知県・北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市、名古屋市、清須市、
豊山町、岩倉市、春日井市、稲沢市、犬山市、大口町、扶桑町

岐阜県・岐阜市、各務ヶ原市、可児市、美濃加茂市

愛知県・北名古屋市、小牧市、一宮市、
江南市、名古屋市、清須市、
豊山町、
岩倉市、春日井市、稲沢市、犬山市、
大口町、扶桑町

岐阜県・岐阜市、各務ヶ原市、可児市、
美濃加茂市

SUPERVISOR
監修者情報
岩倉きぼうクリニック院長
松原 章宏
院長 松原章宏
上部へスクロール