アトピー性皮膚炎 Home >アトピー性皮膚炎 院長からアトピー性皮膚炎でお悩みの方へ アレルギー専門医が提供する、最新のアトピー性皮膚炎治療 当院では、皮膚科専門医としての専門知識に加え、日本アレルギー学会専門医の資格を持つ院長が、多角的な視点からアトピー性皮膚炎を診断・治療します。かゆみや湿疹といった皮膚の症状だけでなく、生活環境も考慮し、患者様一人ひとりに最適なオーダーメイドの治療プランをご提案します。アトピーの治療というと、「ステロイドは怖い」「ずっと塗り続けないと治らない?」アトピー治療の不安にお答えします 「アトピーの治療=ステロイド」というイメージから、強い薬への抵抗感や不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、アトピー性皮膚炎の治療は大きく進歩しており、ステロイド以外の新しい塗り薬や、注射薬も登場しています。これらの選択肢を適切に組み合わせることで、一人ひとりの症状に合った治療が可能です。適切な強さのステロイドを塗っているか、適切な塗り方でぬれているか、そこから治療を一緒に組み立てていきましょう。岩倉市のみに限らず、北名古屋、小牧、江南、一宮市周辺の、アトピー性皮膚炎で悩まれている方のお力になれれば嬉しいです。 目次 1. アトピー性皮膚炎とは??2. 岩倉きぼうクリニックのアトピー性皮膚炎治療方針!3. 治療法の種類と選び方4. 酒さの原因|遺伝やニキビダニの影響は?5. 酒さと間違えやすい皮膚疾患6. 治療法の種類と選び方 ・保険適用内の治療法 ・保険適用外の治療法(自由診療) ・治療のリスクと副作用7. 正しいスキンケアと生活習慣 ・メイクの注意点 ・紫外線対策 ・食事療法のポイント ・寒暖差を避ける8. アトピー性皮膚炎に関するよくある質問(Q&A) アトピー性皮膚炎とは アトピー性皮膚炎の定義と特徴 アトピー性皮膚炎は、増悪と軽快を繰り返す、瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くは 「アトピー素因」を持つ*とされています。アトピー素因とは、①家族にぜん息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎にかかったことがあるか患者様自身がいずれか、あるいは複数にかかったことがある。もしくは ② IgE抗体ができやすいことをいいます。 主な症状 顔や体、肘、膝などに左右対称にかゆみを伴う赤みがみられ、湿疹をくり返します。 アトピー性皮膚炎の原因 皮膚の「バリア機能」が低下し、炎症や乾燥によって皮膚に刺激が入りやすくなることが原因で起こります。遺伝として、ご家族に気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎をおもちの方が多いです。 当クリニックの治療方針 1. アレルギー専門医をもった皮膚科専門医が、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドな治療を行っています。2. 最新の医学に基づくエビデンス重視の治療を行います。 アトピー性皮膚炎の治療法 外用薬 (ステロイド剤、保湿剤、非ステロイド系抗炎症薬) ・ステロイド外用薬皮膚の状態や、顔などの部位に応じて皮膚科専門医が適切なステロイドを処方します。・ステロイドではない外用薬最近では、ステロイドではない塗り薬も使用できるようになっています。タクロリムス軟膏、コレクチム軟膏、モイゼルト軟膏、ブイタマークリームがあります。小さなお子様(小児)でも使用可能となっていますので、アトピー性皮膚炎でお悩みの方はご相談ください。 内服薬 抗ヒスタミン薬という、かゆみを抑える内服薬を使用します。アトピー性皮膚炎が重症な方にはシクロスポリンという免疫抑制剤や、短期的なステロイド内服薬も行っています。 注射薬 重症アトピーにも有効な注射薬(生物学的製剤) 重症のアトピー性皮膚炎でお悩みの方には、デュピクセントをはじめとする生物学的製剤という注射薬が有効な場合があります。これらの薬は、アトピーの炎症やかゆみの根本原因に直接作用するため、これまでの治療で十分な効果が得られなかった方にも改善が期待できます。生後6ヶ月から使用可能なデュピクセントをはじめ、当院では4種類の生物学的製剤の処方が可能ですので、まずはご相談ください。 光線療法 エキシマライトという光線治療を行いかゆみを抑えます。副作用が少ない治療法です。当院では2台の光線治療器を保有しています。 特に塗り薬の使用方法が大切です。FTU(フィンガーチップユニット)とネットで調べるとでてきますが、ティッシュが一枚皮膚に張り付くほど塗り薬を厚めにぬることが大切です。 アトピー性皮膚炎のスキンケア方法 ・正しい保湿の仕方清潔な手のひらでやさしく丁寧に、すりこみすぎないようにして塗りましょう。・スキンケア皮膚に優しいことを売りにしている化粧品会社を選ぶとよいでしょう。ぬると毎回、ひりひりする化粧品を無理して使いつづけないようにしましょう。・日常生活で気をつけるべきこと体温が上がると痒みがでやすいので、皮膚の状態がよくない場合は、熱いお風呂の入浴や、激しい運動で汗を掻いたりは避けましょう。またウール繊維の服や、精神的ストレス、辛い食物、飲酒なども避けることが望ましいです。皮膚の状態が落ち着いている際は、適度な運動は発汗を促すため、よい方向にはたらきます。その際は、運動後に汗を拭きとることを意識しましょう。 よくある質問(FAQ) Q ステロイドを使うことに不安がありますが大丈夫ですか? A アトピー性皮膚炎は皮膚に火事が起きている状態です。ステロイドは火を消すための水に例えられます。まずは火事を消すために適切な強さのステロイドを使用することが大切です。火事が消えたら、ステロイドの塗る頻度を徐々に減らしていくのがよいでしょう。ステロイド以外の塗り薬を併用する方法もあります。 Q 子供でも治療を受けられますか? A 当院には小児の患者様も多くいらっしゃっており、お子様のアトピー性皮膚炎治療にも力をいれています。 カウンセリング・予約について step1 web予約 「順番予約(保険診療)」 からデジスマアプリの予約ページを開いていただき、「皮膚科順番予約」からご希望の日時でご予約ください。 ご予約は1週間前から可能です。 step2 ご来院 デジスマアプリから予約番号・枠内待ち人数が確認できます。予約時間となり、“枠内4人待ち”となるのを目安にご来院ください。順番が近づきますとアプリやメールに呼び出しの通知が届きますのでご確認ください。予約について詳しくは「ご予約について」のページをご覧ください。 SUPERVISOR 監修者情報 岩倉きぼうクリニック院長 松原 章宏 詳しく見る