岩倉きぼうクリニック

エピペン、ネフィー

エピペン、ネフィー点鼻

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もしもの時のエピペン、ネフィー点鼻薬

ハチに刺されたとき、食物アレルギーがあるものを誤って食べてしまったとき……。急速に進行する激しい全身性のアレルギー症状を「アナフィラキシー」と呼びます。

アナフィラキシーは命に関わることもあるため、医療機関に到着するまでの間に、その場で速やかにお薬を投与する「初期対応」が極めて重要です。

当院では、従来からある自己注射薬「エピペン」に加え、2026年より日本でも処方が可能となった針のない新しい点鼻薬「ネフィー(neffy)」の処方を行っています。「もしも」のときに備え、患者様やご家族のライフスタイルに合わせた最適なアレルギー緊急補助治療薬をご提案いたします。

アナフィラキシーとは?(お薬を使うタイミング)

アレルギーの原因物質が体に入ってから、数分〜数十分という短い時間で複数の臓器(皮膚・呼吸器・消化器など)に激しい症状が現れる状態を「アナフィラキシー」と呼びます。さらに血圧が低下してショック状態に陥ることを「アナフィラキシーショック」といいます。

以下のような症状が複数、または急速に悪化している場合は、ショック状態になる前の段階でためらわずにお薬を使用する必要があります。

  • 皮膚・粘膜:全身の激しいじんましん、赤み、唇や目の腫れ

  • 呼吸器:ゼーゼー・ヒューヒューする激しい咳、息苦しさ、声がかすれる

  • 消化器:激しい腹痛、何度も繰り返し吐く、下痢

  • 全体:ぐったりしている、意識がうとうとしている、顔色が悪い

当院で処方できる2つの緊急補助治療薬(エピペンとネフィー)

当院では、アナフィラキシーの補助治療薬として以下の2種類を取り扱っています。どちらのお薬も、アナフィラキシーの特効薬である「アドレナリン(エピネフリン)」という成分を含んでおり、心臓や呼吸の働きを助け、症状の進行を一時的に抑える効果があります。

エピペン®(自己注射薬)

特徴

長年アレルギー治療の現場で使われてきた、実績のある自己注射薬です。太ももの前外側に強く押し当てることで、自動的に針が出て筋肉内に注射されます。

  • 特徴:確実な実績と信頼性があります。

  • 対象:体重15kg以上の方

じんましん・アナフィラキシーの治療で使うエピペン

ネフィー®(neffy・アドレナリン点鼻液)

特徴

2026年に登場した、「針がない(注射ではない)」新しいタイプのアドレナリン製剤です。鼻の穴にノズルを差し込み、プランジャーをカチッと押し込んで鼻粘膜にスプレーします。

  • 特徴:注射への強い恐怖心があるお子様や、学校・保育園の現場で周囲の先生方が使用する際にも、精神的なハードルが低いという大きなメリットがあります。臨床試験において、従来の筋肉内注射と同等の迅速な血中濃度上昇が確認されています。

  • 対象:体重15kg以上の方(体重15kg〜30kg未満は1mg、30kg以上は2mgを処方します)

ネフィー

エピペンとネフィーの比較

患者様のご希望や、お薬を携帯・管理する環境に合わせて選択いただけます。

エピペン®(自己注射) ネフィー®(点鼻薬)
投与方法
針の有無
効果の速さ
保管方法

ご使用にあたっての最重要な注意点

これらはあくまで「救急車が到着するまで、または病院に到着するまでの間の症状悪化を防ぐための補助治療薬」です。

  1. 使用したら、すぐに119番(救急車)を呼んでください お薬の効果で一時的に症状が落ち着いたとしても、時間の経過とともに再び症状が悪化することがあります。使用後は一刻も早く医療機関を受診する必要があります。

  2. 有効期限のチェックを忘れずに どちらのお薬も有効期限があります。期限が切れたお薬は、いざという時に十分な効果を発揮できない可能性があります。定期的に期限を確認し、切れる前に当院へ受診・処方を受けてください。

学校や保育園・幼稚園に通われるお子様と保護者の方へ

万が一、園や学校でアナフィラキシーが起きた場合、本人が動転して自分でお薬を使えないケースが考えられます。ネフィー(点鼻薬)の登場により、学校等の現場において、教職員や保育士の方々が本人に代わって投与する際の心理的負担(針を刺す怖さ)が大きく軽減されると期待されています。

処方までの流れ

当院は、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医の2つの資格を持つ院長が診療を行っております。

  1. 診察・適応の判断 問診やアレルギー検査の結果をもとに、適応があるかを適切に診断します。

  2. お薬の決定と処方 エピペンとネフィーの特徴をご説明し、ご本人やご家族、周囲のサポート環境に最適なお薬を決定します。

アレルギーによるアナフィラキシーは、いつ、どこで起こるか予測がつかないものです。「常に持っている」という安心感が、患者様とご家族の日々の笑顔を守ります。どうぞお気軽にご相談ください。

Q&A

Q. アナフィラキシーかどうか迷ったとき、使っても大丈夫ですか?

「迷ったら使う」が鉄則です。 アナフィラキシーの治療で最も危険なのは、使用をためらって対応が遅れることです。万が一、アナフィラキシーではなかった(過剰に使用してしまった)としても、アドレナリンによる一時的な動悸や血圧上昇などの副反応が起きる程度で、命に関わる重篤な事態になることは極めて稀です。「いつもと違う激しい症状」が出たら、ためらわずに使用してください。

Q. お薬を使用した後、症状がすっかり治まったら病院に行かなくてもいいですか?

いいえ、症状が治まっても必ず救急車で医療機関を受診してください。 お薬の効果は一時的なものです(約10〜20分で効果のピークを過ぎます)。時間が経つと、再び激しい症状がぶり返す(二相性反応)ことがあるため、使用後は速やかに119番通報をして救急車を呼び、医師の診察を受けてください。

ご来院頂いている主なエリア

愛知県・北名古屋市、小牧市、一宮市、江南市、名古屋市、清須市、
豊山町、岩倉市、春日井市、稲沢市、犬山市、大口町、扶桑町

岐阜県・岐阜市、各務ヶ原市、可児市、美濃加茂市

愛知県・北名古屋市、小牧市、一宮市、
江南市、名古屋市、清須市、
豊山町、
岩倉市、春日井市、稲沢市、犬山市、
大口町、扶桑町

岐阜県・岐阜市、各務ヶ原市、可児市、
美濃加茂市

SUPERVISOR
監修者情報
岩倉きぼうクリニック院長
松原 章宏

経歴
2014年 名古屋市立大学医学部卒業
2016年 名古屋市立大学病院、江南厚生病院、知多厚生病院皮膚科に勤務
2022年 名古屋市立大学病院 皮膚科 医局長・助教
2023年 咲くらクリニック、大手美容皮膚科、ニキビ治療専門クリニック勤務
2024年 岩倉きぼうクリニック院長

専門医・認定医
日本皮膚科学会専門医
日本アレルギー学会専門医
がん治療認定医

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