岩倉きぼうクリニック

赤ら顔
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赤ら顔

治らないと諦めないで。
Vビームで効果がなかった赤ら顔も治せる理由とは?

「赤ら顔」は、悩んでいる方が多い病気です。
放置すると日常生活に支障をきたすほど悩ましいものです。
当院には毎日のように赤ら顔で悩んでいる方が、県外からもいらっしゃいます。
特に、一度皮膚科で治療を試したものの、「Vビームをやったけど、効果がなかった…」と諦めかけている方も少なくないかもしれません。
しかし、その赤み、本当に治らないのでしょうか?

なぜあなたの赤ら顔は治らないのか?
正しい診断が最重要

赤ら顔の原因は一つではありません。アトピー性皮膚炎や、化粧品かぶれ、膠原病が隠れている方、「酒さ(しゅさ)」と呼ばれる慢性的な炎症性疾患など、その原因は多岐にわたります。

Vビームは血管の拡張による赤みに効果的なレーザーですが、原因がVビームの適応外の場合や、複数の原因が絡み合っている場合、期待する効果が出ないこともあります。
またVビームでの治療の限界の場合もあります。Vビームはヘモグロビンという赤い色素に反応して、赤ら顔の原因である拡張した毛細血管を破壊します。つまり、赤みが薄くなってきて、赤い色素のヘモグロビンが減ってくると、Vビームも反応するものがなくなり、効果が出なくなってきます。ここがVビームでの赤ら顔治療の限界となります。

酒さ・赤ら顔

当院が考える「赤ら顔治療」の第一歩は、正しい診断です。 皮膚科医専門医の中でも酒さの診断・治療はむずかしいです。当院ではこの分野に精通しており、毎日のように県外からも酒さの患者様にご来院いただいています。酒さ治療に精通しているため、自ずと赤ら顔治療も得意としています。

ニキビダニ
上記の画像は酒さの方の皮膚で、増えていることが多いと言われている”ニキビダニ”の写真です。

きぼクリ式 赤ら顔治療の考え方

当院の赤ら顔治療は、単に一つの機械に頼るのではなく、様々な原因に対応できるよう、複数の治療選択肢の中から、最適なものを選択します
Vビームで効果がなかった患者様でも、原因を再診断し、他のアプローチを試みることで、改善への道が開けます。

3つのレーザー治療を使い分ける理由とそれぞれの特徴

当院では、症状や原因に合わせて3つの医療機器を使い分けます。

Vビーム(Vbeam Prima)(保険治療)

特徴

赤みに特化したレーザーのゴールドスタンダード。血管を破壊することで、血管拡張による赤みに効果を発揮します。
毛細血管拡張症のように赤い血管のすじが、はっきりみえるタイプの赤みを得意とし、赤いすじが見えないもやっとした赤みはにはやや効果が落ちる印象を受けています。
毛細血管拡張症、単純性血管腫、いちご状血管腫は保険適応での治療となります。

Vビーム

ノーリス(Nordlys)(自費治療)

特徴

赤み治療を得意とする光治療器です。Vビーム同様に、赤ら顔の原因であるヘモグロビンに反応します。また茶色い色味にも反応するので、シミやそばかすの治療も同時にできるのがVビームとの違いです。

また「冷却機能が不要」な点もVビームとの大きな違いです。Vビームではやけどを防ぐために、冷却ガスをレーザー直前に皮膚へ噴射します。「冷却ガスを噴射した方がいいんじゃないの?」と思われますよね。しかし、冷却ガスを噴射すると、血管が収縮してしまい、赤い色素であるヘモグロビンが減少し、レーザーの効果が落ちてしまいます。ノーリスは、ウォーターフィルターという技術による冷却ガスなしでの治療が可能です。「拡張した血管にそのまま照射できる」点が、Vビームより優れていると考えています。

小牧市周囲で初導入となるノーリス

シルファームX(Sylfirm X)

特徴

マイクロニードル(極細の針)とラジオ波(RF)を組み合わせた治療法です。マイクロニードルを使い、直接皮膚の中へ熱を加え、赤みの原因となる微細な血管を焼却します。Vビームやノーリスのように赤い色素に反応するわけではないので、赤ら顔がうすくなってきても効果が減弱しずらいことが強みです。Vビームやノーリスで改善が見られない”もやっとした頑固な赤み”や、”肝斑・くすみと合併した赤み”を改善したい方に特に適しています。

シルファームX

きぼクリ式が選ばれる3つの理由

強み①
豊富なレーザーから最適な治療法を提案

3種類の医療機器を使い分けることで、患者様の赤みの原因や状態に最も適した治療法をカスタマイズして提案できます。

強み②
酒さの診断・治療のスペシャリスト

酒さの正しい診断は専門知識が必要です。当院は酒さ治療に精通しており、原因を特定した上で根本的な治療を目指します。

強み③
Vビームで効果がなかった方のための「+α」の選択肢

「Vビームが効かなかったからもう治らない」と諦めていた方にも、最適な治療法をご提案します。
当院では、Vビーム以外の選択肢があることをお伝えし、諦めずに治療を続けるサポートをいたします。

ノーリス 赤み治療3回
ノーリス症例

【施術の目安】
施術内容:シミ治療・両頬
価格:19800/回×3回 ※別途必要に応じて診察料・麻酔代・軟膏代
治療期間:4週間×3
副作用:数時間程度赤みやヒリヒリ感、腫れが出る場合があります。まれに水疱ができる場合があります。

シルファーム症例 赤み治療2回
シルファーム症例
治療内容
(モード・範囲・方法など)
赤みモード・両頬 肝斑モードより痛みを感じるため、必要に応じて麻酔の実施をしています。
治療期間・回数
4週間×2回
費用
19800円/回×2回+麻酔代
別途必要に応じて診察料
※曜日やモード等によって料金が異なりますのでご注意ください。
リスク・副作用
針の深さによっても変わりますが、
赤み、出血、疼痛、かさぶた、皮下出血、にきびの悪化、やけど、腫れ、
場合によって肝斑の悪化、白斑等のリスクがあります。
Vビーム(保険適応 3割負担の場合の自己負担額)
照射面積
10c㎡以内
¥7,700 程度
20c㎡以内
¥8,800 程度
40c㎡以内
¥12,100 程度

40c㎡以上の照射もございます。 範囲により負担額が異なります。

シルファーム
平日料金 土曜料金
両頬全体
¥19,800
¥20,800
顔全体
¥29,800
¥31,000
ノーリス
平日料金 土曜料金
顔全体
¥29,800
¥32,000
両頬全体
¥19,800
¥20,800
鼻下
¥8,800
¥9,300
血管腫1個
¥2,500
¥2,700

赤ら顔治療に関するQ&A

Q. 治療は痛いですか?
施術中はゴムで弾かれるような痛みがありますが、我慢できる程度です。痛みが心配な方には麻酔クリームを使用することも可能です。
Q. 治療回数と期間はどれくらいですか?
症状によりますが、通常3〜5回程度の施術をおすすめしています。治療間隔は1~2ヶ月に1回程度です。
Q. 治療後のダウンタイムはありますか?
Vビームやノーリスは赤みや内出血が出る場合があります。シルファームは赤み程度で、メイクで隠せる場合がほとんどです。
Q. 費用はどれくらいかかりますか?
Vビームによる保険適応となるか、それともノーリスやシルファームによる自由診療になるかによって異なります。お気軽にご相談ください。
Q. 赤ら顔が気になる場合にできる日常生活での対策はありますか?

肌を強くこするような洗顔を避けましょう。また、紫外線は赤ら顔を悪化させるので、日焼け止めや日傘を使用し、紫外線対策を心がけましょう。

SUPERVISOR
監修者情報
岩倉きぼうクリニック院長
松原 章宏
院長 松原章宏
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