赤あざ
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院長から赤あざでお悩みの方へ
当院では、お子様から大人の方まで、赤あざに関する様々なお悩みに対し、治療を行っています。
赤あざの中でも、いちご状血管腫やサーモンパッチなどのうまれながらのあざは、0歳や1歳での治療が大切になります。
北名古屋市・小牧市・一宮市・江南市で青あざでお悩みの方は、お気軽に岩倉きぼうクリニックへご相談ください。
赤あざ(血管腫)とは?
赤あざは、皮膚の毛細血管が増殖してできる良性の病変で、正式には血管腫(けっかんしゅ)といいます。
生まれつき存在する単純性血管腫(ポートワイン母斑)や、生後まもなく現れて数年で自然に消えることの多い乳児血管腫(いちご状血管腫)、加齢に伴ってできる老人性血管腫など、様々な種類があります。
赤あざの種類
1. 単純性血管腫(ポートワイン母斑)
生まれつき存在する平らな赤色のあざで、顔や首、手足など体のどこにでもできます。自然に消えることはなく、成長とともに色が濃くなり、皮膚が盛り上がってくることもあります。
2. 乳児血管腫(いちご状血管腫)
生後数週間から数か月で現れる、赤く盛り上がったあざです。いちごのように見えることから、この名前で呼ばれます。多くは1歳頃をピークに大きくなり、その後は徐々に縮小して、5〜7歳頃までに自然に消えることが多いです。
3. 老人性血管腫(老人性血管腫)
主に30歳以降に現れる、鮮やかな赤い小さな斑点です。年齢とともに数が増える傾向があり、特に治療の必要はありませんが、見た目が気になる場合は治療の対象となります。
赤あざの治療法
当院では、赤あざの原因である血管に選択的に吸収されるレーザー「Vビーム」による治療を行っています。
Vビームレーザーとは?
Vビームレーザーは、色素レーザーの一種で、特定の波長(595nm)の光を照射します。
この光は、赤あざの色素であるヘモグロビン(血液中の赤い色素)によく吸収される特性があります。
治療の仕組み:レーザーの光エネルギーが熱エネルギーに変換され、異常に増殖した毛細血管だけを破壊します。
副作用:正常な皮膚組織へのダメージが少なく、ダウンタイムも短いのが特徴です。治療後、一時的に赤みや腫れ、内出血が見られることがありますが、数日から1週間程度で改善します。
赤あざ治療の保険適応
単純性血管腫(ポートワイン母斑)や乳児血管腫(いちご状血管腫)、そして一部の毛細血管拡張症は、健康保険が適用される病気です。
保険診療では、あざの大きさや種類に応じて、治療回数や間隔を医師が判断します。見た目のお悩みだけでなく、病気として捉え、早期に適切な治療を開始することが重要です。
Topic
・いちご状血管腫は、以前は経過観察されることも多かったですが、最近では早期にレーザーによる治療介入することで良好な結果が得られています。
・サーモンパッチ:別名「正中部母斑」と呼ばれ、生後すぐに眉間・おでこ・まぶた・人中など顔の真ん中にできる赤あざです。西洋では「天使がキスをしたあと」とも言われています。3歳までに90%は自然消退しますが、成人まで残ってしまう場合もあります。最近では色調が濃いものなど、3歳以降も残存の可能性があるあざに関しては、0歳や1歳での、早期の治療開始が治療効果もよく、推奨されています。
・ウンナ母斑:乳児の頭部からうなじにかけてできる赤あざの一種です。3歳くらいまでに薄くなることが多いですが、サーモンパッチとくらべると消えずらいです。頭髪で隠れる部位はレーザー治療を行いませんが、首に近い部位にあるウンナ母斑ではVビームによる保険治療を行うこともあります。
赤あざのQ&A
Q. 治療は痛いですか?
輪ゴムではじかれるような、パチンとした軽い痛みがあります。当院では、患者様の痛みを軽減するため、冷却装置を併用しながら治療を行います。
Q. 治療は何回くらい必要ですか?
症状やあざの種類によって異なります。単純性血管腫の場合、複数回の治療が必要となることが多いです。乳児血管腫は数回で効果が見られることもあります。医師が診察を行い、個別の治療計画をご提案します。
Q. 治療後に気をつけることはありますか?
治療後、一時的に赤みや腫れが出ることがあります。軟膏を塗ったり、冷やしたりしてケアをします。また、紫外線を浴びると色素沈着を起こす可能性があるため、日焼け対策をしっかり行ってください。
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