ニキビ
院長からのメッセージ
思春期ニキビから大人ニキビまで、諦めていたニキビ治療は岩倉きぼうクリニックにお任せください
当院には年間2000人以上(実患者数)のニキビの診療を行っています!
「もう治らない…」と諦めかけている方も多いのではないでしょうか。
思春期の若い世代の方がニキビで悩んでいるのをみると、あきらめずに早く病院で治療して!と言いたくなります。
院長はニキビを専門としたクリニックで勤務していた経験があります。
思春期ニキビから治りにくい大人ニキビまで、患者様一人ひとりの症状に合わせた最適なニキビ治療をご提案しています。
医療の進歩でニキビ治療の多くは、保険診療で十分な治療が可能になってきています。
あきらめずに、当院に来ていただければ、なんとかする!そんな気持ちで診療を行っています。
北名古屋市・小牧市・一宮市・江南市でニキビにお悩みの方は、お気軽に岩倉きぼうクリニックへご相談ください。
ニキビとは
「にきび」は皮膚の病気です
にきび(尋常性ざ瘡)は、単なる肌トラブルではありません。皮脂腺が過剰に働き、毛穴に皮脂が詰まることで炎症を起こす「皮膚の病気」です。
市販薬では治らない、何度も繰り返してしまうといったお悩みをお持ちの方は、専門医による根本治療を検討されることをお勧めします。
毛穴に皮脂が詰まった状態を白ニキビ・黒ニキビといいます。毛穴に詰まった皮脂の中でアクネ菌が炎症を起こすと赤ニキビという状態になります。

ニキビへのよくある誤解
ニキビは患者さんと、医者の間で、認識の違いが起こりやすい病気です。
ニキビについて以下のように思っていませんか?
・ニキビは病気ではない
・1週間くらいですぐ治る
・洗顔やスキンケア、食生活を変えれば治る(大切なことですが・・・)
・病院にいかなくても、自分で治せると思っている
しかし、実際は
・ニキビ跡を残す病気
・長期的な治療が必要
・ホルモン、生理周期など自分ではどうにもできない部分も多い
ニキビは1週間ですぐ治る病気ではなく、ニキビ跡を残さないように、継続的に治療していくことが大切です。
時間はかかりますが、一緒にがんばりましょう。
ニキビの原因と症状
ニキビの主な原因は、男性・女性ともに男性ホルモンが増えることが主な原因です。
男性ホルモンの影響で皮脂腺が活発となり、毛穴に皮脂が詰まります。
また月経前になると、にきびが悪化する方がいます。
これは月経前にエストロゲン(卵胞ホルモン)が減り、プロゲステロン(黄体ホルモン)が多くなることが原因です。
黄体ホルモンは、男性ホルモンと似た働きがあるためです。
近年では、食生活の英米化などを反映してか、ニキビの発症年齢も低年齢化しています。
10歳頃からニキビがでてくる子も少なくなく、おでこなどのニキビがニキビ跡にならないように治療していくことが大切です。

ニキビの治療法
・ピーリング剤(剥離薬)による治療の重要性
ニキビの治療には、抗菌薬の入った塗り薬、ピーリング作用のある塗り薬、抗菌薬や漢方、ビタミンなどの飲み薬などがあります。
なかもで繰り返すニキビでは、毛穴のつまりを改善させるピーリング作用のある塗り薬での治療がとても大切です。
塗り薬や飲み薬の使用には、ただ使うだけでは効果が薄れてしまいます。当院では、それぞれの薬が持つ効果を最大限に引き出すため、正しい塗り方や飲み方、治療における注意点を丁寧に指導しています。些細な疑問でもお気軽にご質問ください。

・ニキビ治療の経過のイメージ:ニキビ治療の効果は、数か月かけてゆっくりでてきます。

・ニキビ治療では、ニキビがよくなってきても治療を急にやめずに継続することが大切です。
続けていくことでニキビが悪化する波を徐々に小さくできます。

・レーザーによるニキビの排膿(保険適応)
皮膚の深くで膿んでしまったニキビについては、レーザーで小さな穴をあけニキビ痕がひどくなるのを防ぐ取り組みも行っています。
・重症ニキビへのイソトレチノイン(自費治療)
イソトレチノインは、海外では重症ニキビ治療の第一選択薬として広く用いられています。ビタミンA誘導体の一種で、特に重症ニキビ、難治性ニキビ、炎症の強いニキビ、酒さ、皮脂の過剰分泌、広範囲のニキビなどに効果があります。

ニキビ跡の治療法
・TCAクロス(自費治療)
高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)をニキビ跡の凹みや、毛穴にピンポイントにぬることで、化学熱傷を起こします。体がもつ、皮膚を再生させようとする修復力で、コラーゲン生成を促し、ニキビ跡のへこみや、毛穴を改善させます。特に深いアイスピック型やボックスカー型のニキビ跡に対して、改善効果が期待できます。

・ジュベルックによる治療

ニキビのスキンケアについて
洗顔は1日1回でなく、必ず1日2回泡洗顔で、おこなってください。
洗顔は32~34度のぬるま湯でおこなってください。
お湯の温度が高いと、皮膚のバリア機能を障害します。
スキンケア製品は、低刺激で、ノンコメドジェニックテスト済みのものにしましょう。
化粧品や市販のパックなどには、レチノール作用で刺激感があるものもよくあります。ニキビ治療の中心となるピーリング剤が使えなくなることもあるので、避けましょう。
日焼け止め(できればノンコメドジェニックテスト済みのもの)を使用しましょう。
*「ノンコメドジェニックテスト済み」とは、ニキビの初期症状である「コメド(面皰)」ができにくいことを、臨床試験で確認済みの製品に表示されています。
症例

治療内容:エピデュオ、ビブラマイシン
治療期間:3か月
副作用:ひりつき、乾燥、皮めくれ、かぶれ、かゆみ、気持ち悪さ
よくある質問
Q. ニキビは市販薬で治りますか?
市販薬の中には軽度のニキビに効果的なものもありますが、症状が進行しているニキビや、繰り返しできるニキビには専門的な治療が必要です。原因を正しく特定し、適切な処方薬や施術を行うことで、より早く、よりきれいに改善を目指せます。
Q. ニキビ治療に年齢制限はありますか?
いいえ、ニキビ治療に年齢制限は原則ありません。思春期ニキビから大人ニキビまで、それぞれの年齢や症状に合わせた治療法をご提案しています。最近では9歳から使用可能なピーリング剤も保険適応となりました。
Q. 治療にかかる費用はどのくらいですか?
ニキビの診察や内服薬・外用薬の処方は保険適用となります。イソトレチノインの内服などは自費診療となりますので、自費治療が必要な場合には詳しくご説明します。
